余計な事言うなとしか言えない訳である。
WHO、あるいはテドロス事務局長と言い換えても良いかもしれない、はオミクロン株の感染力の強さは認めながらも、このまま世界各国が国際的な渡航禁止措置を行う事にさほど意味は無く、加盟国の経済的・社会的ストレスの原因になる、と指摘した。
その上で、渡航禁止措置の解除または緩和を勧告している。
僕は、この世界の防疫やら疾病対策をするのがお仕事の国際機関が、今回の新型コロナウイルスに対する理解があまりにもない事をどう理解していいのか解らないのである。
この勧告、他にも色々ごちゃごちゃ言っているのであるが、もしこれが辻褄が合っているとWHOならびにテドロス事務局長が思っているのであれば果たして国際機関の意義とは何なんだろうと思わずにはいられない。
もちろんこのアホな勧告に対して、日本政府は突っぱねた上で水際対策の徹底を続けるとしている。
この点は、頭バッハとか頭テドロスな人が居なくて良かったと思う訳である。
かたや17万5000人という欧州最多の犠牲者を出したイギリスでは、感染者数が減ってきたのもありマスク着用義務や自主隔離といった規制措置の撤廃に向かおうとしている。
1月上旬には一日20万人程度の感染者が出ていたのだが、ここ数日は9万人前後と落ち着いている為である。
こう書いていて、この感染者数を落ち着いたと言える神経が羨ましいとしか言えないのであるが。
こうした規制措置の撤廃は、今や風前の灯火と言った体のジョンソン首相の政治生命の延命の為に提案されていると言っても過言ではない。
まあ時期的にこの頃のジョンソン首相は正直新型コロナウイルスを舐めていた。
実際感染して、見た目通りに重篤化して死にかけてから感染対策を呼びかける様になったと記憶している。
そんな時期のスキャンダルを持ち出して退陣を迫るマスコミや与党も野党もだし、それに対して経済活動の活性化を盾に感染対策を軽視するジョンソン政権もだし、どこからツッコめばいいのか解らない。
上記のコラムにある様に、世界中がオミクロン株の脅威に晒される中で各国の置かれた状況は違う訳である。
ただその事を理解しながらも、この状況で経済活動優先の勧告を出すWHOの、いやテドロスの思惑はきっと北京冬季五輪に向けたものがある様に思う。
そしてパンデミックを継続させる事で、どこがこのウイルスのグラウンド・ゼロか誤魔化そうとしているのではないか。
何だか体調が悪いと変な事考えるなあ、と思いながら取り敢えず言えるのは、WHOに居る常識人はテドロスを表に出すなと言いたくなるのである。