トルコはやっぱり良いところなんだろうと思う。
大統領さえいなければ。
僕にとって、トルコは憧れの国である。
文明の十字路と言われ、キリスト教文化もイスラム教文化も等しく根付き、美しいモスクであり、教会でもある聖堂が並ぶ。
実際のところのイスラム教とキリスト教の融合はどうだったか解らないけども、文化はお互いの特徴を取り入れて成熟し、様々な美しい美術や建築を生み出し続けて来た。
このしょーもないブログで何度か皇帝エルドアン一世に付いて書かせて頂いたけども、トルコのスタグフレーションが大変な様である。
トルコは地政学的区分としては、いちおうヨーロッパに入ると言っていいのかな。
ワールドカップ予選はヨーロッパ予選を闘い、UEFAに属している。
そしてエルドアン一世様はEUに加盟を御所望であらせられ、いちおうユーロを導入しようとしていたはずである。
トルコの朝のお供といえば、この上記のコラムにある様にシミットというパンらしい。
表面にゴマがまぶして有り、イメージ的にはプレッツェルみたいな感じなんだろうかな。
なんにせよ美味しそうで、スープやサラダと相性が良さそうだ。
このトルコの方のソウルフードのシミットが、半分切りで売られてお値段据え置きという状況の様である。
詰まるところ値段が倍になっているのだけども、これはトルコの通貨トルコリラがちょっととんでもない暴落を起こしているからである。
今年始めは、1ドル=7リラだったのに対して、現在は1ドル=15リラと半分以下に下落している。
この割ととんでもないリラの暴落によって日用品価格が急上昇しているのだ。
軒並み40〜60%上昇しているのだが、これはどこかの国も似たようなもんだ。
このスタグフレーションの理由は数多あるのだが、エルドアン一世の行う政策金利を下げるという、何だかアメリカのティーパーティー運動でも噛じったのかと思う様な政策が大きい様だ。
因みに普通の金融政策を取ろうとした中央銀行の総裁は二年間で三人クビにされている。
これもまたむちゃくちゃな話である。
トルコは資源も豊富な国であり、そして前述の通り観光資源に関しても凄いものがある。
2000年代に入って貧困率が減り、生活水準が上がっている。
だがこの経済発展は、決してエルドアン一世の、コーランが成立した頃を模範としたであろう、その治世のお陰では全く無く、対外投資による物である。
そして貿易赤字の多い国でもある。
この状況、コロナ禍による要因やエルドアン一世によるセルフ経済制裁も絡んで来ているのであるが、結局のところ困るのはトルコに住む普通の市井の人達である。
すぐの解決は難しいかもしれない、でもやれる事はしっかりある。
それはコーランに書いてないからといって手を動かさないというのは、割としょーもない人だったといえるムハンマドですら呆れてしまう行為だと思うのだが。
なんにせよ、大統領という名前の暗君が居なくなれば問題は、ある程度解決しそうなのは事実である。
まあ、困った事にその当人は、この事実はコーランに書いてないから理解出来ないのだろうけども。