泥沼の様相を呈するのであろうか。
まあどう考えても、「訴えてやる!」的なプロレス展開だと思っていたが、この山本一太県知事は本気でブチギレている模様である。
経歴を見ているとこの山本県知事、安倍内閣の担当大臣を務められていた様でどおりで聞いた事のある名前だと納得した。
中央法学部→ジョージタウン大学大学院としっかり政治向けの勉強をされたという事をであろう。
そんな凄い大学の客員教授にアンジェリーナ・ジョリーが就任すると聞いて大丈夫かよと思った事があったが、ちょっと調べてみたら大学からお断りされている様だ。
閑話休題、そんな経歴的に凄い人である山本県知事の地元は群馬県渋川市だそうな。
渋川市といえば伊香保温泉で有名である。
以前訪れた事があるのだがとても良い温泉町だった。
交通費はやや掛かるが旅費もそれほど高くなかったし、僕の泊まった旅館では伊香保温泉の2系統の源泉が楽しめる様になっていた。
365段の石段をテッペンの神社まで駆け上がるのも結構冒険としては楽しかったし、温泉街もコンパクトだけどお洒落だった。
つまるところ凄く良いところだったのだが、渋川駅や温泉街に置いていたパンフレットは「お前はまだグンマを知らない」というマンガをベースにしたものだった。
このマンガは群馬県のローカルな文化を物凄い勢いで紹介する作品なのだが、どこかその特殊性に自虐の匂い(僕が読んだのはこのパンフレットの分だけだが)がするのだ。
という事は県の観光協会も自らの県の特殊性を面白がっているのである。
もしこの争いが泥沼化してしまい法廷闘争まで行ってしまったとしよう。
極論言うと、この魅力度ランキングについて噛み付いても表現の自由を盾にして上手く逃げ切られてしまう可能性が高い。
その場合、群馬県は魅力が無い事が公然の事実になるという「野田聖子の夫裁判」みたいな事になる。
ここまで行ってしまうと、ギャグとしては面白いがもはや自虐にすらならない訳である。
でもこれが山本県知事のプロレスの布石だったら、県知事自ら群馬県の魅力を自虐的に紹介する試みが有るのなら僕は応援しちゃうのである。
銚子電鉄のYouTubeチャンネルの動画、竹本社長みたいに立派な人が真面目にトボケてるから面白いのだと思う。
山本県知事もこのノリでこの風評被害に対する苦境に挑んでみたらきっと良いPRネタになると思うのだ。
山本県知事の自分の産まれたところがシンクタンクというかある種のレッテル貼りヤクザみたいな連中に貶されて腹が立つのも凄く良くわかるのだけども、こういう連中に対して一番良いオカエシはその風評被害に乗っかった上で、その主張にカウンターを見舞ってやる事だと思う。
そしてそういう場合には笑いが最も効果的だ。
ランキングじゃ解らない魅力がある、という切り口であればいくらでも笑いも取れると思うし。
伊香保温泉や草津温泉みたいに素晴らしい温泉街があって、ネギが美味しくて、でもアクセスが地味に悪いというのが僕の群馬県の率直な評価だけども、きっと地元の人にしか解らない魅力もたくさんある。
あと善逸の元ネタになってる神社もあるらしいので是非とも銚子電鉄の御朱印帳を持って行ってみたいのである。
でもこのニュース、ホントに「訴えてやる!」ネタで終わってそこから何か面白い方に流れてくれたら良いなと思うのだ。