短くない社会人生活の中でどれだけの有給休暇を無駄にしたんだろうと思いながらも、僕はこの制度自体そう悪くないものだと思っている、状況が状況なら。
現状パンデミックの真っ只中で有給を消化して遠出もする訳にもいかないので消化義務が法制化されたのはタイミングが悪い。
以前ちょっと調べた事があるのだが、ドイツは年間30日程度発生する有給休暇をその年内に消化しないといけない。このパンデミックの中どうやって消化したのかちょっと気になってしまったのだ。
閑話休題、海外の有給消化の話より僕の有給の話である。
緊急事態宣言は解除されたとはいえども、遠出するのは気が咎めるのでどうしたものかと思っていたのだが、はたと思い付いたのが銚子電鉄である。
千葉県内に住んで結構長いのだけども銚子を訪れた事が無いし、本州最東端である犬吠埼もいわんや縁も無かったのである。
これはちょうどいいと思い、ホットペッパーでいつの間にか溜まったポイントを消化して犬吠埼に宿を取ってみたのである。
そしたら…、あいにくの曇天…
ええ、わかりますよ。底意地の悪い文章をずーっと書いている罰が当たったと言われればそれまでなんですけども、世の中にはどれだけ税金をお洗濯して懐に収めようとも、ゲーム感覚で虐殺を繰り返そうとも、罰されない御仁がいるのにやはり世の中は不公平である。
とは言え、念願かなってようやく銚子電鉄に乗れたわけである。
そしたら、アルパカちゃんとラブラブデートが付いて来たのである。



チーバくんは千葉県の主なのでどこでもVIP席なのである。
このピンク車輛に揺られて犬吠埼の宿に到着。
宿に荷物を置いてレンタルサイクルで犬吠埼に向かう事に。
ちょっと凄い大荒れの海である。風も人が飛びそうなレベルである。


せっかくなので灯台に昇るのだが、雨が本降りになる前でホントに良かった。

そして犬吠埼テラスハウスという観光施設になんだか不思議なものが置いていたのである。

アマガミ…?
ちょっと待て、これ今日泊まる宿のエントランスにもこのコミュニケーションノートあったぞ。


その時はたまにあるんだよな、異常に上手い絵の描いたコミュニケーションノートぐらいにしか思っていなかったのだが、その近くに置いていたラミネートされたプリントアウトを読んでみたらどうもアマガミの舞台が銚子らしいのだ。


そしてその事が銚子市の広報誌にドーンと書かれている。
なんでも根強い人気のある作品で、有志ファンクラブがこうして盛り上げようと尽力されているらしい。
期せずして聖地巡礼をしてしまった訳である。
僕はゲーセンのコミュニケーションノートでもスルーするコミュ力の持ち主なのであるので、ここもスルーしたのであるが、こうして盛り上がるネタのある自治体は強い。
願わくば、リマスターなりアーカイブ化されて新規層が入って来れる様になれば良いのだけどと思いながら、テラスハウスでおみくじを引いたら、「犬岩」に行けとお触れが出たのである。
レンタルサイクルが電動アシスト付きだったので、とっても楽だったのだが中々にちょっとした運動になった。
なんでもこの岩は、源義経公とその愛犬若丸ゆかりの地らしい。
そして特異な姿から日本ジオパークに登録されている。
確かに犬が天を仰いで鳴いている様な形だ。


犬吠埼周辺は中々に見応えがあるところだった。
明日は市内の醤油工場やらポートタワーまで行こうかなと思いつつ、休みの日の日課のランニングも含めたFitの走行距離が割と凄い事になっていた。
そういえば、本州最東端に着いたぜーとしておかないと行けない。
明日の天気も大荒れっぽいけどもまあ何とかなるだろう。
温泉にもう一回浸かって寝るとしよう。