糸魚川市か、ご縁が有れば言ってみたいものだ。
この上記のリンクのコラムでもある様に日本の地質学的な首都である。
というのはここが地質学的には、北アメリカプレートとユーラシアプレートの境界線であり、一度プレートの動きで分断されてしまった日本列島を繋いだ部分でもある。
ここが地質学的には東日本と西日本の境目になっているのである。
文化的にはさておいてであるが。
一度裂けた物がくっつく様な大掛かりな地層の動きが有ったという事は、特殊な地形も生まれるし、特殊な鉱物も形成される。
この糸魚川市は日本のヒスイの一大産地であったのだ。
現状は原則として国の天然記念物に指定されているヒスイの採取は禁止されてるし、採掘出来る程の埋蔵量は無いだろうけども。
ただこの糸魚川市にあるフォッサマグナミュージアムは、ようやく先週末に営業再開した様だけども、とても資料価値の高そうな博物館である。
何より学芸員さんが石の鑑定をしてくれるのが素晴らしい、他の博物館ではちょっと替えの効かなそうな特徴である。
このニューズウィークの内田コースケさんのコラムというかルポを読むと、日本の地域格差や国で推し進めていたインバウンド事業の功罪を痛感する。
解りやすく観光資源が無い土地は人の耳目を集めない、でもそんなトコにも人は住んでいて、生活を営んでいる訳である。
そうした当たり前の事にその先々で触れる事が旅という行為なのだと改めて痛感するのだ。
別に糸魚川市の川原でヒスイをゲットして一獲千金なんて微塵もこれっぽっちもさっぱりつゆにも思っていないけども、こうしたルポを読む度に世界はおろか、自分の生まれた国さえ知らないところ、面白そうなところが沢山ある。
その事実を噛み締めながら、少しでも面白そうと思ったところにパンデミックが収まったら足を運びたいと今更ながら思うのだ。