悪い事をするならバレないタイミングで、だ。
日本のメディアは東京五輪と菅政権の失態とデルタ株の感染拡大の三色である。
主に東京五輪のせいで僕が普段見ているNHK-BSの国際ニュースが無い間にこんなヤバい状況になっているとは。
上記のリンクは現状の、あえて言わせて頂くとミャンマー内戦の惨状についてだ。
クーデターによる政権転覆からもう半年、依然として状況は悪化し続けている。
いや、こういう国際的な大イベントがあって報道の目が向かない間に好き放題やってしまおうというのがミャンマー軍事政権の意図なのであろう。
かなり前からミャンマー軍と武装した市民グループとの武力衝突は報じられていた。
ミャンマー軍からの転向者も市民グループにはいるようだけど、戦力比は正規軍と比べたら蟷螂の斧に等しい。
そんな状況で正規軍は反乱分子の掃討という名目での虐殺及び略奪を行っているのだが、これに戦火を逃れて避難してきた市民も巻き込まれているのだ。
更に問題を大きく複雑化させているのは、ミャンマーの少数民族問題である。
もともとアウン・サン・スー・チー政権は軍の少数民族の掃討を容認していた。
市民グループも少数民族武装組織もミャンマー軍
にとっては等しく反乱分子であり、この状況は軍とっては虐殺及び略奪を行なうのに打って付けだろう。
そしてこのコラムでは触れられてないけども、上記の経緯から武装市民グループと少数民族武装組織の間でも揉めてたりしないかとも思う訳で。
軍事政権の虐殺は言語道断だが、アウン・サン・スー・チー政権もお世辞にも清廉なものとは言えない。
この状況を収拾するには、もはや経済制裁だけじゃなく武力行使も必要だろう。
ただ新型コロナウイルスの感染拡大もヤバいミャンマーをそうする訳にも行かない訳で。
軍事政権のスポンサー様の入れ知恵なのか、最悪のタイミングで最悪の行動をするミン・アウン・フライン司令官の立ち回りは測らずともGゼロ化する世界を証明する事になっている。
スポンサー様もなかなか優秀である、まあ大躍進や文革のノウハウは大きいのだろう。
こんな構造を容認せざるを得ないのは、僕は途轍もなく腹立たしいのだ。