コパアメリカだけじゃなくて、こっちもなのかよ。
思わず突っ込んでしまいそうな展開である。
G7サミットの舞台であったイギリスのコーンウォールでコロナウイルス感染者が激増している。ほとんどがインド発症のデルタ株であるという。
イギリス当局はこれをサミットの所為ではなく、近隣の大学でのクラスターであるとしているが、原因はやはり自明であろう。
前述したコパ・アメリカはもう既に選手・大会関係者に140人も感染者が出ており、参加選手からも元々開催が疑問視されていたが、その疑問が現実化した形である。
そもそもコロンビアとアルゼンチンと共同開催されるはずだったのだが、5月末に両国ともに政情不安により開催を辞退した。
どうしても大会を開催したい南米サッカー連盟は、コロナはタダの風邪と主張するブラジル大統領ボルソナロに泣き付いてどうにかブラジルでの大会に漕ぎ付けた訳である。
ただ上記の体たらくになっており、さらにこのハチャメチャの大会を非難した参加選手を処罰するやらもうめちゃくちゃである。
しかもさらにめちゃくちゃな事にワクチン提供は中国のシノバックという、何というか習近平国家主席のサッカー好きで何かで大きな大会に関わりたいという希望を意外な形で叶えた形になっている。
このコパ・アメリカ、僕は大会経過を全く存じておらずむしろどこで放送してんだろう位のレベルなのだが、もはや大会を完走できるかが怪しいと思う。
同じく現在開催中のWOWOWで放送中のEUROも選手・および関係者には徹底したバブル形式による感染対策が図られているが、果たしてどんな結果になるか。
この各種国際イベントのお笑いな状況を鑑みてか、丸川五輪相はスポンサー様のために会場では酒類提供をする旨の発表を行っている。
この発表はとても重要な事実を示唆している。
結局のところ、五輪はIOCとその利害関係者のために行われるのだという事を。
アスリートや観客のことなんぞどうでもいいのだ、というこの丸川五輪相のスタンスが大会のグランドデザインとなるのだろう。
以前東京五輪に感動なんかできたものじゃない、という旨の事を書いたが前言撤回させていただこう。
僕は東京五輪のグランドデザインにはいたく感動してしまったのだ。
この臆面も無く感染拡大イベントに突き進む様は、太平洋戦争へ突き進んだ大日本帝国さながらだ。
こんな偉大な愚行をリアルタイムで見る事が出来るとは。
何とも感慨深い。