生涯現役で行くんだろうな。
上記のリンクはイーストウッドのインタビューである。
実は僕はイーストウッドの作品を数えるほどしか観ていないのだけども、みんなセンスが良く役者に無駄な演技をさせてない印象がある。
例えば、「J・エドガー」に関しては、レオナルド・ディカプリオとアーミー・ハマーのBL作品で合ったのだけども変に面白がる様な演出を控えて、あくまでエドガー・フーバー初代FBI長官の虚栄心や母親とのコンプレックスといった内面を丁寧に描いていたし、これは個人的な見解なのだけど、ディカプリオのどちらかというと助演向きな演技を上手く扱えていた。
アーミー・ハマーやナオミ・ワッツもしっかり活かす演出と演技プランだったと思う。
「アメリカン・スナイパー」もある種独特で冷静な演出とブラッドリー・クーパーのキャラクターを活かすような作品だったと思う。
いずれの作品も役者をどう活かすか、作品に似合った自然な演出は何かというのを突き詰めてフィルムにしている。
いくらでも発見があるからこの仕事は面白い。
と言うのがイーストウッドのスタンスである。
作品の演出や演技プランはとにかくシンプルに、必要なモノ以外は削ぎ落とす様な感じなのだけど、そのフィルムの色彩はとても若々しい。
そして何より作品の一貫性の無さは、良い意味で物事への興味や感心が枯れないのであろう。
たぶん日本の作家で一番性格が近いのは、富野由悠季だろう。
高齢の方に辟易する事も多いのだけども、こういう人達にはいくらでも暴れて欲しいなと思う。
もう少し語れる様に、リチャード・ジュエルとか観よっと。