良いか悪いか解らないけどもコロナ禍での意外な変化である。
ドイツといえば、ビールとソーセージである。
異論は認めるけど、この2つはとにかく美味しいと思う。
ザワークラウトとかライ麦パンは単体で食べると好き嫌いが結構出ると思うけど、ビールやソーセージと合わせる為の味付けなのである、恐らく多分絶対。
ドイツには行った事無いけども、都内では大使館の協力の元開催されるオクトーバーフェストで堪能出来るのである。
残念ながら今年もダメだろうけども。
閑話休題、上記のコラムはそんなソーセージとビールの国、ドイツでの食生活の変化のお話である。
近年、ドイツでも菜食志向が強まっている。
完全菜食主義者を指すヴィーガンという言葉はよく聞くものであるけど、ドイツは現在世界最高のヴィーガン市場である。
統計のお話はリンクのコラムを参照して頂くとして、現在の精肉消費量の減少は確実に倫理的なところから来ている。
昨年の今頃、ドイツとアメリカの精肉工場での超大規模クラスターがあったが、コレはどちらも移民や低賃金労働の問題が大きく影を落とす事件であった。
安い肉にはそれなりの理由が合って、その理由を見直す状況が出て来た訳である。
そして環境の配慮もある。
牛肉の生産は途轍もなく温室効果ガスを排出するので、牛肉食に対する見直しも進んでいるのだ。
環境や倫理的な事から今までの消費行動を見直すという事はとても大事な事である。
ただし文化的な側面ではそれを良しとして良いのかとは思う。
ドイツ全国のシュバインシュタイガーさんが無職さんになっちゃうと思うのだ。
閑話休題、人間は雑食性の生物である。
実際、完全菜食で生きると消費カロリーが摂取カロリーを上回るという本末転倒な状況が起こる。
そこで出てくるのがフレキシタリアンという考え方だが、日本人からみたら今更感はあるのだが。
まあそれはともかく、何事も節度である。
ヴィーガン至上主義の方々は個人的にはお近付きになりたく無いのだが、水産物資源も農産物も資源である。
その事がクロマグロの乱獲の件を見るにすっぽり抜けている様な人もいる。
それに代替肉だって味付けには肉由来のエキスや出汁を使う事も多いのではないか。
倫理的な面、環境的な面で肉食を見直す事は必要であろう。
ただそれまで育まれた文化・歴史を性急に否定する様な本末転倒な事にはなって欲しくないと思ってしまう。
例えばポリティカルコレクト・ポピュリズムの様に。
ドイツ全国のシュバインシュタイガーさんにも失礼だしね。
でもあのシュバインシュタイガーは代表戦でヘボった時、メルケル首相からサシで説教された事があるそうだ。
メルケル首相の熱いサポーターっぷりが面白過ぎるのとネタ的にシュバインシュタイガーは美味し過ぎな選手である。