昨日からの続き。
BLM運動の主張とは何か。
警察の予算削減・規模縮小を主張している。
現状のアメリカの警察組織への不満・不信から来るものである。
ある意味で警察活動が縮小されたなら、ジョージ・フロイド殺人事件の様な事件が起きないという事らしい。
こうした主張は少なくとも黒人以外には受け入れがたい。
ましてやBLM暴動や今のアジア系ヘイトクライムが多発しているこの状況下では。
BLM運動への支持率の低下は他の人種にこうした主張が受け入れ難い事と、これは僕個人の主張だが暴力をチラつかせる様な運動の展開や被害者である事を最大限に主張し暴力を正当化する様な性質が嫌われているのであろう。
そしてBLM運動が現代の公民権運動になりえない理由は、相手と説得・対話するスタンスが欠けている点だ。
キング牧師は、私人としてはだらしないところのある人だったけど、公人としてはマジョリティの穏健派に訴える様な戦略で、その後の様々な社会活動に影響を与えた。
有名な演説も差別撤廃を叫ぶというよりもその先にある未来を想起させる様な内容だ。
つまるところ自分達の運動の先にある、なにがしかのビジョンを提示している訳だ。
BLM運動にはそれがあるのだろうか。
SNSで広まったリーダー不在の運動だと僕は認識しているのだけども、何度かお話させて頂いた通りに自ら放った炎に焼かれている展開になってしまったのではないか。