鬼滅の刃の戦闘でのアンマッチのお話の続き。
無限城での猗窩座戦は、カウンター型・受け流し型の技が多い義勇と炭治郎に取っては鬼門であり、それをどう倒すかというプロットではないだろうか。
痣が発動して反応速度や攻撃力が上がっても探知能力に引っかかり、体力の消耗とともに更に不利になる展開になっている。
覚醒して不利になる展開を容赦なくブチ込む胆力はなかなか難しいが、更にもうひと展開あり逆転した上で猗窩座自身のエピソードを入れてくる構成は単行本で読んでいて息を飲んだ。
攻撃探知能力が高い相手の倒し方は色々あれど、能力に引っかからないような一撃を加えるという無我の境地・至高の領域というのは、「ARMS」の高槻夫妻とかブギーポップシリーズのブギーポップのオマージュだと勝手に思っている。
あと煉獄さんが猗窩座とあそこまで戦えたのは、猗窩座のセリフにもある様に至高の領域に近い位のレベルだったのと、炎の呼吸の剣閃が猗窩座の探知を邪魔しやすいモノ(日の呼吸の飛輪陽炎の時にその旨のセリフを言っている)だったのではないか。
あと無限列車編時点では猗窩座の探知能力の設定が決まってなかった…とかね。
無論覚悟のレベルが違い過ぎるんだけど。
閑話休題、この作品の戦闘で敵側が不利になっているマッチアップは童磨戦後半と鳴女と兪史郎位の物だろう。
今回でまとめたかったんだけどタイムアウト。