次は人気のポーラ美術館、ラリック美術館からクルマで10分程、1.9kmとありましたが山道が険しく歩くのは厳しいかもしれません。ここは印象派をはじめとする多くの西洋絵画のコレクションがあります。
印象派の作品のコレクションというと、上野の国立西洋美術館が有名ですが、ここは川崎造船の創業者松方氏のコレクションを戦後、国に寄贈しできた美術館です。その意思をうけつぎ、戦後印象派の作品をコレクションしてきたのがポーラ化粧品です。緑の森の中のエントランスを歩き、地下に向かうエスカレーターに乗ると緑の中に吸い込まれて行きそうになります。そして、素晴らしい印象派の作品群、マネ、モネ、シスレー、スーラ、ルノワール、ピカソ、ゴーギャンなど、美術の教科書のようです。箱根という環境のせいでしょうか、のんびりとぜいたくに時間をすごしたくなります。
そして、レストランが素敵で展覧会にあわせたランチやディナーが用意されていました。モネをテーマにしたランチは、さくらのアペルティフに季節の色とりどりの前菜、リブステーキ、そして最後のスイーツまで、適度なタイミングで料理が出されとても美味でした。