昨日、お友達に誘われて浜松町で開催されたスーパージャンクショーという骨董市へ行ってきた。主にアメリカのヴィンテージ雑貨や衣料品を販売する店が終結した骨董市だった。私はアメリカ製よりもヨーロッパ製のアンティーク雑貨や衣料品の方が私は好きなので、せいぜいリボンとボタンを買ってお終いだろうと考えていた。が、しかし!会場入りして1分でアメリカ製の古いタバコの缶を購入してしまう、まさかの事態が生じたのであった。

 ジャンクショーには、やはりファイアーキングの食器が沢山売っていた。マグカップ1つでも2千円から1万円近くするものがあり、相場だったり本物と偽物の見分け方がいまいち私には解らなかった。それなのに、絶対に買うまいと思っていたファイアーキングの食器を数点即決購入してしまう。1つめは、白地に“わたくしの印”と決めている赤いバラのイラストが入った、プレートとコップのセット。もう1点は、白地にホップのイラストが入った小皿を2枚。このホップ柄の食器に関しては、そういえば姉が集めていたような気したなぁとプレゼントに決定。

 他、シールとハンコ、リボンを買っておしまい。本当のところ、ホウロウの鍋や釣り竿、カメラなどなど、道具類が欲しくてしょうがなかったが、物の置き場所を考え買うのを諦める。お友達はタミーちゃん人形を思い切った値段で買っていた。びっくりするほど高額な人形だったが、観ていると自分までかわいこちゃんになれる気がして、買って悔いは無いだろうなと思った。

 と、めちゃくちゃはしゃいでしまった一日だった。そこそこお金を稼げればいいかな、と思うときもあるが、善い物を目の前にすると購買欲が騒ぎ出し、お金を稼いであれもこれも欲しいよーっと思ってしまい、それが人間てものなんだと感じた。人間には、誰かの為自分の為って意外に、あれもこれも手に入れたいっ!!ていう感情もあるからこそ我慢して労働に勤しむことができるのかなー、と思った。購買欲ってもんは、人間が社会で生きていくのに必要な意識で、ある意味では社会で生きていかなければいけないという足枷なのかもしれませんね。なんとなーく。