プレゼントだと言って自分が流した涙を飲ませようとしたりプラネタリウムで部屋が真っ暗になって星が一度にたくさんあらわれた時には吸い込まれて泣いた銀河は悲しいからそれで知らない隣の人と手をつないだ自分がそういうところに生きているということが分かった時には一瞬に大量の涙が出てしまうそうしてああみんなもそうだったのかと思い出してしまうそれからもうきみはどこへでも出かけられる勇気を持ったどこかに出かけてしまうことはとても大切なことだどんなに遠くへ出かけても人は一人ではありえないどんなに孤独な人間にも無名の星がまたたいた