コロナ自粛で昨年一年間は、ほとんど山歩きをしませんでした。
「ヤバいよ、ヤバいよ!」と丹沢の大倉尾根でトレーニングして、足腰フラフラ&バリバリ筋肉痛で九州入りしました(;^_^A
3月29日
羽田発7:45のスカイマークで一路鹿児島へ。お手軽な値段で飛べるようになったのですね。
鹿児島は、25年ぶりです。前職時代は国分に工場があったのでしょっちゅう来ていましたが、会社を辞めてからは全くご縁は無く、ものすごい久しぶりに懐かしさ満載です!
鹿児島着が9:30。空港近くでレンタカーを借りて、そのまま霧島へと車を走らせます。
到着したのは霧島錦江湾国立公園えびの高原。
駐車場もだだっ広く、お土産店や足湯、キャンプ場などもあります。登山バッチもここで買えます。
『霧島』には霧島山という峰はありません。韓国岳や高千穂峰、新燃岳などの山岳群と大小の湖沼群を抱える一帯を霧島山と呼んでいます。
今回めざすはあそこ。
霧島山群の最高峰韓国岳(1700mm)です。「からくにだけ」と読みます。隣国の韓の国まで見渡せたのでこの名の由来だそうです。(見えないとは思いますけど・・・)
リュックに飲み物や、おにぎりを放り込んで11:30に駐車場をスタート。
駐車場すぐ傍にえびの高原登山口があります。
駐車場近くの硫黄山の火山ガス噴出警戒の為、登山道の脇は立ち入り禁止になっていて、登山口からしばらくの間はロープが張られていました。
もう少し後にくれば、新緑もきれいなのでしょうね。森の中をしばらくあるきます。
やっと登り開始。体力が落ちてるオッさんは、この時点で「ゼエゼエ」言っています。
少し上った所で、眼下に硫黄山が見えました。
ガスの噴き出す音が「シュー!!」っと聞こえるのですよ。
「あのガスやばいのだろうか?」
3合目から5合目がこの行程での核心部です。ガレ場でちょっと急で高度を上げるので頑張りどころです。ただし、高度を上げると木々の背も低くなって、涼しい風がほんとうに気持ちいいです。
5合目到着。登山口からは綺麗な道標があって、危険なところや道迷いなどの心配はありません。ほんとうにお子さん連れなどでも、じゅうぶん楽しめます。
下を見ると、えびの高原の登山口が見えます。景色も抜群!!
さて、5合目まではご苦労様でした。
ここから先は、斜度も落ちて涼しい風に吹かれながら景色を満喫できます。
岩が大きくなりますが、歩きずらいことはなかったです。
八合目で、大浪池を見ることが出来ました。予定では大浪池登山口から池を経由で登ってくるつもりだったのですが、駐車場がいっぱいで車を止めることが出来ませんでした。
大浪池登山口は駐車場が小さいので、早めの到着が必須なのかもしれません。
山頂直下から、頂をパチリ。真ん中のちょっと出っ張ったところが山頂です。
13:00登頂。
登山口から1.5Hrでこの景色です。来る価値ありますよ!(笑)
山頂脇から、火口を覗いていますが、垂直に切れ落ちているので、今お尻ムズムズ状態です( ´艸`)
大浪池も綺麗に見えます。池経由でなくてもとりあえず満足!( ´艸`)
手前が2018年にも噴火している新燃岳。
奥が高千穂峰。古事記によると、天照大御神の命を受けた瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が降り立ったのがこの高千穂の峰と言われているそうですが、宮崎県の北、熊本県の近くにも高千穂の地名がありますね?
どっちが、本命なんだろう~(笑)
下山の時に気付いたのですが、これってミヤマキリシマかなぁ?
5月末くらいにくれば満開だろうか??
などということで、今晩は国分で一泊、明日は開聞岳を歩いてきます。