はしごの男  その1 | アラフィフバツイチ保育士の、なんとかなってる毎日

アラフィフバツイチ保育士の、なんとかなってる毎日

アラフィフ、バツイチ保育士"みっふいーな"です。付き合って5年目に突入した同い年バツイチ彼との逢瀬やリウマチをやり過ごす日々のあれこれを綴っています。

2018年は仕事関係の外部の組織の

役員をしていたので、

色んな会議に出席する機会があった。



そんな会議の中でいつも一緒になる人

何人かで、食事する機会が多くなった。



メンバーは5人

私の先輩、通称姐さん(9歳年上)と

後輩ちゃん(13歳年下)

とKくん(同い年バツイチ)

とNくん(10歳年下バツイチ)




この時

女子はみんな既婚者 男子はバツイチ

でしたが

今現在 全員バツイチです笑い泣き


今から考えても不思議なメンバーで集まっていた




私はKくんに

同い年ということもあって

勝手に親近感を抱いていた



身長が183センチある人だったので


いつも

あんな大きい人に 

抱きしめられたら

どんな感じなんだろう?



と、

ひとり

妄想をしていた照れ



会うと言いたいこと言えるし

相手もニコニコ笑って返してくるから

楽しくて



他のメンバーが参加しない会議の帰りには

2人で食事をしたりした




だんだん

欲が湧いてきて

個別でLINEをしたり

デートに誘ってみたり

少しずつ距離を詰め




仕事帰りに

映画を見ようと誘い



なかなか段取りつかなかったけど

なんとか

映画デートに漕ぎつけた





Kくんはお酒が大好き

とにかく

飲む飲む飲む

私は沢山は飲まないけど

飲むとフワフワする

フワフワレベルまで飲むと楽しいから

自分のペースで

飲んで楽しい時間をすごしていた





コロナが流行る前だったから

居酒屋もよく行ったな




その時も

お酒の力を借りて


思い切って

彼に聞いてみた



この時、まだ離婚届けは出してない

公証役場に行ったりして協議中だった




「私、女として魅力あるかな?需要あると思う?」






「あると思うよ」





「こんな私のセフレになってくれる人いるかな?」





「セフレとか良くないんじゃない?」





「だって、もう離婚するし、マッチングアプリとかどうかな?そういうのやってたんでしょ?」






「アプリとは違うよ。婚活サイトだよ。

俺は真剣に再婚相手探してたんだよ。

相手ができるか?できないか?なら

できるんじゃない?」





K君をジーッと見て


「Kくんセフレになってくれない?」


と、思い切って言ってみた





びっくりした顔したけど

満更でもない表情になって



「そういうのいたことないから

セフレがどういうものか

分からないけど

試してみる?」




「え?

ほんとに?

いいの?

やったーー!!」





ってな感じで

あっさり

セフレ交渉はまとまりました。





この時私はセフレがどういうものかも分からず

とにかく

久しぶりの異性との

ラブラブした空気に

きゅんきゅんが

止まらず

トキメキマックスだった


おまけに

駅までの短い道のり

エスカレーターで肩を引き寄せられ

大きな体に抱きしめられながら

キスをされ




もう

体が浮き上がって

ホワホワして

溶けそうだった




今日いきなり お泊まりはお互い

明日の仕事を考えると

できない現実的じゃない

ので


冷静に

なるべく冷静を装って

次の会議の後に

しようね


と約束して 



別れた




はしごの男の登場だが


この時は

彼という沼にどんどん

嵌っていく

自分の姿は

想像もつかなかった

もっと

うまくやれると

割り切れる

と勝手にタカをくくっていた



つづく