買っちゃいけませんか？

ごきげんさまです


断捨離の断は断つ。

モノがやってくる入り口の意識をいいます。

ここが無自覚・無意識に全開放だと、この生産過剰社会ゆえ

あっという間に家の中にモノが入ってくるのです。



いえ、モノに足は生えていませんから、

自らモノを家の中に招き入れているんですね。

まずはそこに気づいていない段階があります。



断捨離に取り組んで、初めに「捨」の行動をとるのは

現実に自分の持てるエネルギーに対して所有物の量が多すぎるからですが、

これに取り組むうち、捨てても捨てても、

それを超えるほどたくさん買っていることに気がついて、

愕然とする方も多いのではないでしょうか。



　「買い物依存を止めたいんですけど、止められないんです」


軽いうつ傾向があって気分の起伏が激しいのが悩みと仰るこの受講生さんの

背景には、精神的にも肉体的にも殊更にエネルギーを使う毎日がありました。

この方にとって買い物とは無意識のバランサー。

頑張る私を支える「もてなしの手段」の一つなのでしょう。

しかし、買ってはならないという意識の縛りが、

購買行動へ向かう自分を責めつづけます。買っちゃいけないのに何で！と。

やましたひでこさんがその矛盾に切り込みます。



　「あなたは買うのを止めたいのですか？それとも、

　　買うのを止めなければならないと思っているのですか？どっち？！」



　「あッ、、止めなければと思ってました。本心は、今は買いたいんです」

幸いにして今、買うのが許されない経済状態ではない。

なのに止めなければならないと思っていたのは、未来への不確かな不安から。

しかし今現在の自分が欲してるのは、買いたいと言う欲求に応えることです。


　「買っちゃいけませんか？」


許したい。でも許しますと言い切るのは、いまは勇気が要ります。と。

そうですね、たった今まで買っちゃダメ！と思い続けてきたわけですから。

登山靴の紐を締めましたよ。ここからがトレーニングです　

エネルギーが漏れていく仕組みが、明確に自覚できました。

ついでに、必要以上にエネルギーを擦り減らしていた思考の癖にも気づきました。

現在地点と進む方向がハッキリしましたね。




断捨離は新陳代謝です。

旬の食べ物やファッションは私たちに新鮮なエネルギーを与えてくれる

補気（エネルギーを補うこと）の役割があるのです。

どうぞモノとの出会いを楽しんで。



読んでくださり有難うございます。

皆さまのごきげん向上のヒントとなりましたら嬉しいです。

それでは

今日もごきげんさま♪

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