diary 自民党「比例重複認めず」&非公認対象広がる | Love! Music& Love! Life

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☆10月6日☆

来週にも衆議院が解散され、今月末には衆院
選の予定となっている中で、自民党の石破茂
総裁が、選挙に際し方針を決めたとか。

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自民に激震「比例重複認めず」 
非公認対象広がる 
党勢後退すれば首相の責任問題も
https://www.sankei.com/article/20241006-DWEKPHC3DFPW7OQQ3KTHK2NZI4/

石破茂首相(自民党総裁)が政治資金収支
報告書に不記載が確認された自民党議員を
次期衆院選で公認した場合でも、比例代表
との重複立候補を認めない方針を固めた。
重複立候補できない非公認の対象も従来より
広がる。衆院選を前に有権者の不満を抑える
狙いがある。ただ、当選の確率が下がる
だけに自民議員の動揺は激しい。深刻な
党勢後退を懸念する声も強まっている。

「(世論調査などで)地元から説明責任が
評価されていないと判断された議員は
非公認となる。厳しい判断だ」。自民幹部は
首相の決断についてこう語った。

自民の森山裕幹事長は4日、派閥パーティー
収入不記載事件で処分した衆院議員をめぐり、
原則として公認する意向を示していた。
すでに不記載事件への党の処分が下された
中、非公認が「二重処分」にあたるとの
指摘もあった。

非公認となればテレビの政見放送でアピール
できず、配布ビラの枚数も減るなど厳しい
選挙戦は避けられない。自民重鎮は
「公認問題は決着済みだと聞いていたので
総裁選で首相を応援した。話が違う」と
語気を強めた。

不記載事件に関与した議員が多い旧安倍派
を狙い撃ちした動きとの見方も広がっている
。首相は生前の安倍晋三元首相と距離が
あったためだ。重複立候補の道を断たれた
旧安倍派中堅は「しこりは残る。
政権を支えようと思っていたが無理だ」と
吐き捨てた。

「内閣支持率が期待したほど上がらなかった
中で『政治とカネ』の問題に焦点を当て
られてしまった。衆院選を見据えた
苦肉の策だ」

自民関係者は首相の狙いをこう解説した。
ただ、衆院選で落選する自民議員が続出
すれば、首相自らが責任問題に直面する
ことになる。

自民の閣僚経験者は「郵政解散で党内が
割れたときは『刺客』を立てたので、
減った議員数を補充できた。(刺客を
出さない)今回はかなりの議席を減らす
のではないか」とつぶやいた。

(産経新聞 2024/10/6 20:15)
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どうもこの問題、安倍派潰しのための
選挙の公認候補というモノを利用しようと
しているように見えてしまい、度量の狭い
石破総裁(首相)という(実際はどうかは
分からないが)イメージが広がってしまう
ように思います。

かつ、記事の最後に書かれているように、
優勢解散の時のような『刺客』候補を
自民党に取り込んだことで議席数を維持
したことと違い、今回はそういう受け皿
となる候補をある種敵側に追いやるような
ことになりそうな、そんな風にも私は
思ってしまいます。

今の「保守ではない」自民党に対して
「保守」である岩盤支持層の支持者が
動かない場合、自民党が議席数を減らす
ことがあっても、総裁・執行部が想定
する以上の減り数になることもあり得る
という中で、石破総裁がどこまで現実的
対応をするのか!?注視したいですね。