diary 未だに余波がおさまらない五輪開会式演出問題 | Love! Music& Love! Life

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☆7月30日☆

パリ五輪も開幕して数日、日本選手だけで
なく、出場選手の活躍が報道されています。

さて、五輪開催式での演出についてですが。

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パリ五輪開会式の余波収束せず 
「最後の晩餐」連想の演出に
キリスト教団体「愚弄」と反発
https://www.sankei.com/article/20240729-6CL3C4X3UZEEFPTPARYX7K6VUE/?outputType=theme_paris2024

26日に行われたパリ五輪の開会式で、
イエス・キリストと使徒たちとの最後の
食事の場面を描いたレオナルド・ダ・
ヴィンチの名画「最後の晩餐(ばんさん)」
を連想させるパフォーマンスがあった
ことを巡り、キリスト教団体などから
反発の声が上がっている。フランスの
カトリック教会は「キリスト教に対する
愚弄の場面を含んでいる」として遺憾の
意を表明。開会式を巡っては、フランス
革命で処刑された王妃マリー・アントワ
ネットをモチーフにしたパフォーマンス
に対しても批判が相次いでおり、
〝余波〟が広がっている。

開会式での「祝祭」というセクションの
中で、派手な女装のドラッグクイーンや、
トランスジェンダーのモデルらが一堂に
並び、「最後の晩餐」を彷彿(ほうふつ)
させるパフォーマンスが演じられた。

英紙ガーディアン(電子版)によると、
このパフォーマンスについて「世界中の
カトリック教徒、キリスト教団体、
保守派政治家の間で激しい怒りを引き
起こしたため、大会組織委員会は謝罪を
余儀なくされた」と報道。「いかなる
宗教団体に対して敬意を欠く意図は
なかった。(開会式は)コミュニティー
の寛容さを称えることを試みた。不快な
思いをされたとしたら、申し訳ない」と
する組織委広報担当者のコメントを
紹介した。

また、米放送局のFOXニュース
(電子版)は「『最後の晩餐』を
大げさに演出したことを受け、米国や
世界の議員が開会式を非難している」
と報じた。

(産経新聞 2024/7/29 10:40)
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パリ五輪開会式「首を持つ王妃」
演出に賛否沸騰 
「恥知らず」「メダルに値する」
https://www.sankei.com/article/20240727-B7S54JVWZBBQTKZ6PDYDLZZUMA/?outputType=theme_paris2024

26日(日本時間27日)に行われた
パリ五輪の開会式で、18世紀の
フランス革命で処刑された王妃マリー・
アントワネットがギロチンで切り
落とされた自らの首を持って登場する
パフォーマンスがあり、世界に
衝撃が広がった。

パフォーマンスが行われたのは、
セーヌ川沿いのコンシェルジュリ。
王妃が処刑までの日を過ごしたかつての
監獄で、現在は観光名所になっている。
真っ赤なドレスを着て自らの首を小脇に
抱えた女性がベランダにたたずみ、
革命時代に流行した歌「サ・イラ」
(仏語で「うまくいく」の意味)が
ヘビーメタル調で流れるという演出
だった。演奏の終盤には建物の窓から
流血を思わせるような真っ赤な紙テープが
空に舞うとともに赤い煙が噴き出し、
ドラマ効果をあげた。

保守系の仏紙フィガロ(電子版)は
「革命の暴力を恥知らずに想起させた。
1793年の国王夫妻の殺害を礼賛した」
と論じた。米FOXニュースも、
この演出は「複雑な反応を引き起こした」
と報じた。

SNSでは賛否が分かれた。「これが
フランスのメタル音楽か。狂っている」
「死刑を廃止したのに、世界に向けて
処刑をたたえるのか」などの批判が
出る一方、「斬首されたアントワネット
王妃にすべてのメダルを」とたたえる
書き込みもあった。

2012年ロンドン五輪の開会式との
違いを指摘する意見もあった。
エリザベス女王が映画「007」の
ジェームズ・ボンドに伴われて会場に
向かう演出が喝采を浴びたことを振り
返り、英仏の「王室に対する態度の違い」
を象徴しているとした。

(産経新聞 2024/7/27 13:03)
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私もリアルタイムで開会式の映像を見て
いましたが、マリー・アントワネットが
首を切られた姿で出てきたり、あと、
『最後の晩餐』をモチーフにした理解が
難しい演出とか、「これは問題になる
演出だよな」と思っていましたが……。

なんというか、「意識高い系」の人が
暴走しているなぁという印象でしょうか。

果たして、どう騒動が収集するのか、
今しばらく注視したいと思います。