diary 東京都知事選「立共共闘」岐路に | Love! Music& Love! Life

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7月8日☆

昨日・7日は東京都知事選だったのですが。
立憲民主党と共産党が共闘して支援した、
前参院議員の蓮舫氏が大差で現職に敗北
したのだが、これに関してこのような記事が。

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「立共共闘」岐路に 都知事選、
200万票目指すも惨敗 無党派層取り込めず
https://www.sankei.com/article/20240708-NVHALETSOROL5B23YYG5K4WA7U/

立憲民主党にとって、東京都知事選で支援
した前参院議員の蓮舫氏の大敗は極めて
手痛い失点といえる。蓮舫氏が落選する
こと自体は織り込み済みだったが、立民は
圧倒的知名度を誇る現職の小池百合子氏に
詰め寄れば、自民党に揺さぶりをかける
ことができると踏んだ。しかし、蓮舫氏の
得票は3番目にとどまり、党内では想定外の
結果への衝撃が広がる。無党派層の支持離れ
を招いたことを踏まえ、共産党との「共闘」
の見直しを求める声が強まる可能性もある。

「自民への打撃」幻に

「勝つとは思っていない。200万票を
獲得できれば十分な追い風だ」

都知事選の投開票を目前に控えた3日、
ある立民関係者は、選挙結果を巡って
こんな展望を披露した。

「2番じゃだめなんですか」という有名な
蓮舫氏の言葉ではないが、立民が想定して
いたのは当選ではなく「2番」だった。
ただし、勝利を逃したとしても、立民、
共産、社民各党が支援した蓮舫氏が
「200万票」という結果をたたき出せば、
小池氏を支援した自民に与えるショックは
大きいと読んでいた。

ところが、ふたを開けてみれば蓮舫氏の
得票は128万3262票で、政党から
支援などを受けなかった前広島県安芸高田
市長の石丸伸二氏(165万8363票)
をも下回った。

令和4年の参院選東京選挙区(改選数6)
では、蓮舫氏を含む立民、共産、社民3党
の候補4人が計約178万7000票を
獲得している。参院選の改選複数区と
首長選を単純に比較することはできない
とはいえ、今回の都知事選の結果は野党
共闘が奏功したものとは言いがたい。



共産幹部「教訓導く」

背景の一つとして考えられるのが無党派層
の動向だ。共同通信社が実施した出口調査
によると、無党派層の投票先は、石丸氏が
37%、小池氏が30%だったのに対し、
蓮舫氏はわずか16%だった。

立民閣僚経験者は「共産と組んだことで
無党派層を遠ざけたのだろう」と推測し、
泉健太代表の任期満了(9月末)に伴う
次期代表選では共産との距離感が争点の
一つになるとみる。ただ、別の幹部は
「首長選は党派で勝敗が決まるわけでは
ない」と述べ、都知事選の結果と今後の
野党共闘の方向性を結びつけることには
慎重な姿勢を示した。

一方、共産の小池晃書記局長は8日の
記者会見で、蓮舫氏の街頭演説会で感じた
手応えなどに言及し「どうして得票に
結びつかなかったのか。検討すべき
ポイントだ」と指摘した。立民との
連携については「必要不可欠なこと
だった」との認識を示し、「今回の戦い
からどういう教訓を導き出していくか。
率直に腹を割って話をしていきたい」
と語った。(松本学)

(産経新聞 2024/7/8 20:44
松本 学)
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選挙公示前に共産党の支持を明らかにした
蓮舫氏だったが、結果的に、有権者である
東京都民は、そのような蓮舫氏を支持する
ことは無かった……ということでしょうか。

ただ、個人的に気になったのは、蓮舫氏の
政治的立場というか、左翼思想ということ
では立憲民主党と日本共産党は、社会主義
・共産主義という部分では近い立場だが、
明らかに相違点があると思うので、もしも
当選した場合、都議会の運営とかどうする
つもりだったのか?とか、聞いてみたい
ですね。

党同士の関係にしても、離党をしたとは
いえ、立憲民主党(旧・民主党)をベース
としている蓮舫氏が、知事として何かを
行うとき、それを党として無条件で支持・
支援をするのか、具体的に話をしたのか、
当選後に話し合いをするつもりだったか
……色々気になりますが、1つ言えるのは、
今後の「立共共闘」は難しいのかも!?
と感じた選挙結果でした。