diary 在日中国人の若者が天安門事件の追悼集会を開催 | Love! Music& Love! Life

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☆6月2日☆

6月最初の日曜日、梅雨入り前の不安定な
気候なのか、天気もイマイチ安定していない
ように感じた今日の昼間でした。

さて、1989年の6月は中国で『天安門事件』
が起きたのだが、それに関してこのような
報道が。

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「民主主義の中国を目指して戦う」
在日中国人の若者が天安門事件の追悼集会
東京・新宿
https://www.sankei.com/article/20240602-X2N5EIJ7UFAMNCWP4BSVWNUPUU/

中国共産党の一党独裁体制に反対する
中国人の若者らが1日夜、JR新宿駅
(東京都新宿区)前で集会を開き、
1989年6月4日に中国人学生らの
民主化運動が武力鎮圧された天安門事件の
犠牲者を悼んだ。参加者は「チェンジ・
チャイナ」などと書かれた旗を掲げて
「民主主義の中国を目指して戦っていく」
と強調し、民主と自由を求める在日中国人
の存在をアピールしていた。

「誇りをもってこの名前で」

集会は、「境外勢力」(外国勢力)と
いう在日中国人団体が主催した。
2022年11月に新宿で開かれた
700人規模の「白紙革命」と称される
反中国政権デモの中心メンバーらが
立ち上げた。

30代前半の参加者は団体名について
「中国で人権を主張すれば(現政権に
不都合なため)『境外勢力による工作』
と呼ばれる。われわれはただ中国人と
して、人間として、自由と尊厳を持って
いきたい。境外勢力といわれるなら
誇りをもって、この名前で活動したい」
と語った。

天安門事件で亡命した中国人元学生で
つくる「民主中国陣線」日本支部の
王戴氏は「中国は民主化する必要がある。
日本で声を出していきたい」と述べ、
「『六・四』(天安門事件の通称)
世代は(発生から)35年がたったが、
白紙革命の若い中国人が立ち上がった。
中国の未来は明るい。必ずや中国は
民主化に向かう。応援よろしく
お願いします」と支援を訴えた。

「自由と民主は空気と水」

在日香港人の民主活動家、ウィリアム・
リー氏は、言論や表現の自由が狭められる
香港の現状について「『六・四』の話を
するだけで逮捕される人が出てきた。
この場でも誰かが中国当局に情報を渡して、
集会に参加できる人が減らされる可能性が
ある」と中国当局による妨害行為の可能性
を指摘した。

日本ウイグル協会理事、サウト・モハメド
氏は天安門事件に対する国際社会の反応に
苦言を呈し、「日本を含む西側諸国は
中国に経済援助した。中国が豊かになれば
民主化するという願いがあっただろう。
中国の経済は著しく発展したが、民主的
改革は行われなかった」と語った。「特に
習近平政権で中国の人権状況は著しく悪化
している。一番深刻な地域がウイグルだ」
と訴えた。

在日中国人の参加者がマイクで「自由と
民主主義は空気と水のようなものだ」と
述べると、聴衆は静かにうなずいていた。
(奥原慎平)

(産経新聞 2024/6/2 12:41
奥原 慎平)
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『天安門事件』は今も中国からすれば
アンタッチャブルな話題で、事件後
継続して日本でも世論工作をしている
ことを思うと、これからの数日、この
話題で中国側から何らかの工作とかが
あるのかも……と思いながら読んでいた
記事でした。