diary 踏切事故でなぜ運行優先をさせたのか? | Love! Music& Love! Life

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☆5月29日☆

もうすぐ6月、昨日の悪天候が嘘のような
改正だった今日の名古屋市内。午前中は、
区役所に用事で行ってきたのだが、片道
徒歩20-30分程度の区役所に徒歩で行く
道中、少し「暑いかな」とも感じたり。

さて、夜になり、ニュースを見ていると、
4月にJR東日本で起きた踏切事故について、
このような記事が。

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「みんな死んじゃう」現場緊迫 
東海道線踏切事故 
運行優先で連携不十分の声も
https://www.sankei.com/article/20240529-LM6OROLQW5OOFGXBKU6J5HD5K4/



「このままだと、みんな死んじゃう」。
救助活動中に隣の線路で電車が動き出し、
現場に居合わせたJR社員がこう叫んだ
という。4月、横浜市のJR東海道線
踏切で起きた人身事故では、運転再開を
急ぐあまり、関係者の連携が十分に
行われなかったことを
疑問視する声もあがる。

現場の踏切は、南側の東海道線と京浜
東北線との間に大きな空間が広がる。
だが、ここから100メートルほど
東京方面へ向かうと、線路間隔が狭まる
構造になっており、事故当時と同じ夜間
には、どこがどの線路なのか判別しにくい。

関係者によると、当該電車の運転士と
最寄り駅から現場に駆け付けた駅係員
への引き継ぎの際、電車が通過できない
区間の情報や線路に立ち入った社員や
消防、警察の人数が正確に伝わっておらず、
当事者間の意思疎通が不十分だった
可能性もあるという。

平成14年、大阪市淀川区のJR東海道
線で救助活動中の救急隊員2人が特急列車
にはねられ死傷した事故では、業務上過失
致死傷罪に問われたJR西日本社員3人が
安全確認を怠ったとして有罪判決を受けた。
1審の大阪地裁は判決理由で「ダイヤの
早期正常化に関心を傾けすぎていた」
とも指摘した。

JR東関係者は過去の事例も踏まえつつ、
今回の事案について「安全より運行優先と
批判されてもおかしくない」と指摘。
鉄道アナリストの川島令三氏は「JR東は
業界の中でも人身事故処理の運行再開に
慎重だと言われるが、今回のケースは現場の
線路構造が複雑で、指令所側も十分に把握
できていなかったことも一因ではないか」
と話している。(白岩賢太)

(産経新聞 2024/5/29 20:50
白岩 賢太)
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JR西日本で救助活動中に通過した電車により
現場で救助作業をしていた救急隊員が電車に
跳ねられて亡くなった……という事例が発生
しての今回のJR東日本での対応。

民営化の「負の側面」というべきなのか、
運転重視(利益重視)の姿勢を受け取られて
しまっても仕方が無いのでは!?と、私は
そう感じながら読んでいたこの記事でした。