diary 「ヤジ正当化」を許してはならない | Love! Music& Love! Life

Love! Music& Love! Life

「音楽が好き!」そして「ありのままに感じた」気持ちを表したBlog、
“Love! Music& Love!Life”です☆

☆5月12日☆

先の東京での衆院補選で、候補者による
「ヤジ」が問題となったことを受けて、
産経新聞がこのような記事を掲載して
いました。

----------------------------------------
「ヤジ正当化」で民主主義の根幹を破壊 
朝日など一部メディアは過去を総括せよ 
藤原かずえ
https://www.sankei.com/article/20240512-IS3ALI2II5LQDFNVA6H6GWY4DA/

衆院東京15区補欠選挙で政治団体
「つばさの党」の候補者と党員が他の
候補者の遊説場所に乗り込み、大音量で
質問を行うことで、演説の聞き取りを
困難にしました。これは民主主義の
根幹である選挙を妨害する行為
(昭和23年最高裁判断)ですが、
近年、一部のマスメディアは政権与党に
対する同様の行為を強い論調で正当化
してきました。

平成29年に東京・秋葉原で行われた
安倍晋三首相(当時)の都議選応援
演説では、組織的な呼びかけに集まった
一部聴衆が「安倍やめろ」「帰れ」と
大合唱し、執拗(しつよう)に演説を
かき消しました。安倍氏はこの妨害者
に対し「こんな人たちに負けるわけ
にはいかない」と抗議しましたが、
一部新聞は「批判を連呼しても主権者
じゃないか。このむき出しの敵意、
なんなのか」(朝日)、「首相、聴衆
にまで激高」(毎日)、「敵と味方に
分断」(東京)などと安倍氏を徹底的
に非難し、ヤジを正当化しました。

また、令和元年の参院選での安倍氏の
札幌演説で「安倍やめろ」「帰れ」
という大声を演説にかぶせた人物を
北海道警が移動させた事案に対しては
「市民を排除。ヤジも意思表示の
ひとつの方法」(朝日)、「警察の
政治的中立性に疑問符」(毎日)、
「市民から言論を奪うな」(東京)
などと非難しました。

これらの論調に多くのテレビメディアも
同調した結果、安倍氏は選挙妨害者
との接触を避けることを強いられ、
遊説場所を告知しない「ステルス遊説」
と揶揄(やゆ)された選挙運動を
展開するに至りました。また、警察の
萎縮もうかがえます。例えば安倍氏
暗殺事件では、テロリストが安倍氏に
近寄って2発を発砲するまで取り
押さえることもできませんでした。

そもそも「安倍やめろ」「帰れ」という
ヤジは意見表明でなく、演説者に対する
恫喝(どうかつ)的な命令であり、
非言論で言論をかき消す「言論の自由」
への挑戦行為です。1人のヤジを
認めれば、他のすべての人のヤジも
認めなければなりません。秋葉原の事例
と比較してはなはだ小規模で、候補者が
他の候補者に質問する体裁を取る
「つばさの党」の妨害者を警察が警職法
で排除することは、法の下の平等の
原則から不可能です。

何よりも、このような時・場所・方法
を選ばない身勝手な「表現の自由」に
よる最大の被害者は、候補者の政治的
主張についての「知る権利」を侵害
された一般聴衆です。

今回の事案で多くの国民がヤジ正当化の
欺瞞(ぎまん)を強く認識するに至った
と推察します。「言論の自由」を守る
使命を持つ言論機関の一部が非言論に
よる選挙妨害を堂々と正当化してきた
ことは、民主主義の破壊行為に
他なりません。

(産経新聞 2024/5/12 10:00)
----------------------------------------

今回の補選でのヤジ行為について、
これまで記事で正当化してきた新聞、
朝日新聞や中日新聞はこの記事に対し
どう答えることが出来るのでしょうか。

「言論の自由」を悪用するようなこの
政党の後者の行為を認めることは、
それこそ民主主義を害することになる
……私はそう考えます。

左翼勢力による執拗な「安倍いじめ」
とも言える行為に、「政治的中立」を
保てなかった朝日や中日などの左翼系
思想を擁護している新聞社は、どう
その答えを示すのか、気になりますね。