プロ野球 西武ライオンズが球界初の「整形外科クリニック」開院 | Love! Music& Love! Life

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☆4月30日☆

今日で4月が終わり、1年の1/3がもう終わった
のかと思うと、時の流れは速いなぁと思います。

さて、夜、ニュースを読んでいると、プロ野球
西武ライオンズが、球界初のライオンズ球団が
運営する「整形外科クリニック」を開院した
とのこと。

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西武が球界初の「整形外科クリニック」開院
最新機器で選手をサポート、一般も受診可能
https://www.sankei.com/article/20240424-ISFSSNNTF5LHBCOT6R46L6DAWM/

プロ野球の西武は今月から、帝京大などと
協力し、埼玉県所沢市の本拠地「ベルーナ
ドーム」の向かいに、チームドクターが院長
を務める「ライオンズ整形外科クリニック」
を開院した。プロ野球の球団と連携した
クリニックの開設は初めてで、都心に
出向かなくても選手がけがの検査ができる上、
手厚いサポートが可能となる。スポーツの
現場で培ったノウハウを活用した一般の
診療も行われ、地域に根ざした医療施設を
目指す。

クリニックは1階が整形外科の診療施設、
2階がリハビリ施設。屋外には、キャッチ
ボールやランニングができる人工芝の
リハビリスペースも設けられた。西武の
チームドクターを務める増田裕也院長を
はじめ、スポーツ障害診療を専門とする
ドクターなど5人体制で運営する。

診療室のある1階には、圧力波で痛みを
和らげる「体外衝撃波疼痛(とうつう)
治療装置」のほか、「一般X線撮影装置」、
「超音波診断装置(エコー)」、
「骨密度測定装置」などを設置。ディープ
ラーニング(AI)を活用した最新の
「磁気共鳴画像診断装置(MRI)」も
備えており、高精細な画像が高速で
撮影できる。

西武の選手は昨季まで、本拠地でMRIの
撮影などを行う必要があるけがをした場合、
都内まで車で30~40分かけて移動して
おり、ナイターで夜遅くなると、翌日まで
待つこともあったという。今季からは
本拠地開催の全試合にスポーツドクターが
帯同し、故障者が出た場合は同クリニック
ですぐにMRI撮影ができる。要望が
あれば、ビジターの選手も対応するという。

2階のリハビリ施設では患者や選手の競技
スタイルに合わせ、理学療法士が個別に
サポートする。下半身の筋力、スピード、
パワーなどのデータを計測する機器
「レッグプレス」も導入。主に欧州の
サッカーチームで利用されているが、
日本には3台しかないといい、けがからの
復帰時期の見極めや再発防止に活用して
いく予定だ。

床反力を計測しながら、カメラで撮影した
動きを3次元で表示する「フォース
プレート ビデオ動作解析システム」も
導入。選手の特性評価やけがの予防に
つなげる。ほかにも、歩行トラブルを改善
するための靴のインソールをその場で
作成する「シダスインソール」、球速や
球の回転数などを測る「ラプソード」
なども配備された。

クリニックは選手らにも好評だ。

増田達至投手は実際、検査がけがをした
翌日になることがあったといい、
「近くでできることは、選手にとっても
うれしい」。源田壮亮内野手は
「利用しないようにするのが一番だが、
こういう環境が整っていれば安心感が
増し、思い切ってプレーができる。
活用できるところは活用していきたい」
と歓迎する。松井稼頭央監督も「当日に
(故障部分を)見てもらえるのは心強い。
その後のケアも含めて、選手のけがから
の回復スピードも格段に速くなる」とし、
選手がリハビリに取り組みやすくなる
ことへ期待を込めた。

増田院長は「選手には万が一の時の心の
支えになってもらえればと思う。最終的
には(一般の人に)クリニックのファン
になってもらい、治療後に、西武の試合
を見に行くようになるといい」と話した。
(運動部 神田さやか)

(産経新聞 2024/4/24 11:00
神田 さやか)
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球団のチームドクターが関わるというのも
ライオンズの選手たちには信頼できると
思うし、ビジターチームの選手でも、試合
の中で負傷などを追った選手が発生した
場合、ここ診察してもらえれば選手本人
だけでなくチームも今後の対応を素早く
決めることが出来るので、今回の西武
球団による開院は良いことだと思いますし、
出来れば、各球団が球状に近い場所で
このような施設があれば、ホーム・ビジター
を問わず、選手たちの支えになるように
思った記事でした。