diary 米国民はバイデン政権をどう評価しているのだろう | Love! Music& Love! Life

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☆3月10日☆

米国は大統領選挙を控え、ある意味「政治の
季節」に入っているのだけど、民主党・共和党
両党にとって重要な『スーパーチューズデー』
という16の州・地域での両党の候補者選びの
結果が、報道されていたりします……。

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スーパーチューズデー現地取材 
トランプ氏圧勝の裏にバイデン氏の「弱さ」
峯村健司
https://www.sankei.com/article/20240310-E6XHH6X2LBBRJBFF35YQUBYAII/?outputType=theme_weekly-fuji

筆者は今月初めから、米首都ワシントン
を訪れている。今年11月に投開票が
ある米大統領選の行方を見定めるためだ。
最大の目的は、5日にあった「スーパー
チューズデー」を現地調査すること
だった。民主、共和各党候補の指名
争いで、16の州・地域の予備選
などが集中しており、今後の選挙の
行方を左右する重要なイベントとなる。

うち、共和党指名候補争いは15州で
行われ、ドナルド・トランプ前大統領
(77)は、カリフォルニアやテキサス
など14州で、ニッキー・ヘイリー
元国連大使(52)を破り、7月の
党大会での指名獲得を固めた。一方、
同時に行われた与党・民主党の候補者
選びはジョー・バイデン大統領(81)が
圧勝し、前回2020年の選挙と同じく、
2人の対決が確実となった。

米紙「ニューヨーク・タイムズ」が
3日に発表した世論調査では、
トランプ氏に投票すると答えた人は
48%だったのに対し、バイデン氏は
43%にとどまった。この調査によると、
前回トランプ氏に投票した人の97%が
「今回も再びトランプ氏に投票する」
と答えた。一方、バイデン氏は前回投票
した人の83%しか獲得しておらず、
10%が「今回はトランプ氏を支持する」
と答えている。

前回選挙と同じ時期の調査では、
バイデン氏が50%で、トランプ氏が
46%だったことを考えると、
トランプ氏が圧倒的に優位となって
いることが裏付けられた。

「バイデン政権になって物価高だけで
なく、移民問題や治安の悪化が深刻に
なっている。明らかにトランプ政権の
時の方が生活は良かった」

トランプ氏に投票したという有権者の
多くが、バイデン政権の移民政策を
批判した。現場から見えたのは、
バイデン氏の「弱さ」だった。

さらに深刻なのが、バイデン氏個人の
問題だ。バイデン氏の個人事務所や
私邸から機密文書が見つかった問題を
捜査していたロバート・ハー
特別検察官が出した2月の報告書は、
バイデン氏について「記憶力が悪い
善意の年配者」と批判した。

前出のニューヨーク・タイムズの世論
調査によると、バイデン氏に投票した
人のうち61%が、「国を率いるには
高齢過ぎる」と答え、健康不安が
支援者の間で広がっていることが
浮き彫りとなった。

一方のトランプ氏自身も深刻な問題を
抱えている。

4つの刑事事件について計91の罪で
起訴されており、「被告人」として
裁判に出廷する傍らで、大統領選に挑む
異常事態となっている。トランプ氏の
側近の一人は「まだ予断は許さない
状況」と語る。

米国を占う重要な選挙戦から見えて
きたものは、国際秩序を支える
超大国の揺らぎだった。
(キヤノングローバル戦略研究所
主任研究員 峯村健司)

(産経新聞 2024/3/10 20:00)
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対中国、対ロシア、対朝鮮半島の3つの
問題については、日本独自の動きが
難しいだけに、西側諸国のリーダーたる
米国の大統領選は、嫌でも日本の外交や
貿易など影響されるだけに、誰が大統領
になるのか!?は、日本にとっても重視
すべき問題なのですが。

しかし、今名前が挙がっている両名共に
70才を過ぎている年齢というのも不安
(まぁ、80年代の米国を率いたレーガン
大統領も70才を超えての就任だったと
いう記憶もあります)ですが、昨今の
ロシアや中国の姿勢を見ると、常に
イレギュラーな対応(生活リズムから
政治判断から何から何まで)を強いられる
可能性があるだけに、その辺りをどう
サポートできるのか、周囲にいる側近と
いう人たちの才能や政治判断も、大統領を
選ぶ際には注視すべきなのかも……と、
海の向こう、反対側になる日本に居る
私は、こんなことを思ったりしています。

本当、米国民は今のバイデン政権を、
どう評価しているのでしょうね、本当、
気になりますね。