diary 政府は本気で拉致被害者を救出する意思はあるのか!? | Love! Music& Love! Life

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☆2月25日☆

今日は終日小雨~雨模様の名古屋。
気温も6~7度を維持したままで推移し、
暖房とか入れて過ごしていました。

さて、北朝鮮に残る数百名の『拉致
被害者』の問題について、このような
報道がされていました。

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「独自制裁解除に反対せず」
北朝鮮拉致で家族会・救う会が新方針 
北動静にも言及「注目すべき」
https://www.sankei.com/article/20240225-TVE4E5YSD5KXLOB5NMOOROLBEQ/

北朝鮮による拉致被害者家族会と支援
組織「救う会」は25日、東京都内で
合同の会議を開き、被害者救出に
向けた今年の運動方針を決定した。
「親世代が存命中の全拉致被害者の
即時一括帰国」という従来の主張を
堅持しつつ、それが実現するならば、
「わが国が(北朝鮮に)かけている
独自制裁を解除することに反対しない」
との立場を初めて明記した。

新方針では、横田めぐみさん(59)
=拉致当時(13)=の母、早紀江
さん(88)ら高齢家族の健康状態に
懸念があるとして、「一刻の猶予も
ない状況が目前にある」と危機感を
あらわに。制裁解除を許容する意向は、
「被害者を1日でも早く取り戻すと
いう緊急の目標があればこその決断だ」
と説明し、問題進展の一助と
なることを求めた。

最近の北朝鮮の動静にも言及。元日の
能登半島地震に際し、金正恩(キム・
ジョンウン)朝鮮労働党総書記が
岸田文雄首相に宛てて見舞いの電報を
送ったことや、今月に妹の金与正
(キム・ヨジョン)党副部長が
岸田氏の訪朝の可能性に触れた談話を
発表したことに関し、「注目すべき
出来事だ」と評した。

一方で、与正氏の談話にもあった
ように、北朝鮮は「拉致問題は解決
済み」との従前からの姿勢を
崩していない。

新方針では、この点について、
「断じて受け入れられない」と主張。
日本政府に対し、「北朝鮮の
さまざまな謀略に惑わされず、
ぶれずに『全拉致被害者の即時一括
帰国』だけを求めてほしい」と
切望した。

めぐみさんの弟で、家族会代表の
拓也さん(55)は、会議後の会見で、
「(制裁解除の許容は)苦渋の決断。
日朝関係は『対話局面』にあり、
少しでも交渉が進みやすくなればと
の思いだ」と述べた。

(産経新聞 2024/2/25 19:01)
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拉致運動 今年も対北〝容認〟方針 
高齢家族に時間なく 
「強い怒り」も併記
https://www.sankei.com/article/20240225-MZL37MLLXFNJVAAIASODFHD7DY/

北朝鮮による拉致被害者家族会と支援
組織「救う会」が25日に公表した
今年の運動方針では、日本政府が
北朝鮮に課す独自制裁の「解除」に
言及した。昨年は対北人道支援に
反対しないとの考えを表明しており、
2年連続で〝容認〟の意思が追加
された格好だ。背景には、親世代の
家族が存命中の被害者奪還を命題と
する中、情勢が一段と厳しさを
増しているという切迫感がある。

かつては入港に反対

「長い年月が過ぎ、さまざまなことが
波のように変わっていく。その中で、
今の一番いい方法を考えた結果です」

家族会・救う会による合同会議後の
記者会見。横田めぐみさん(59)=
拉致当時(13)=の母、早紀江さん
(88)は、今年の運動方針への
思いをそう明かした。

方針では、「親の世代の家族が存命の
うちに全拉致被害者の一括帰国が実現
するなら、わが国が人道支援を行う
ことと、わが国がかけている独自
制裁を解除することに反対しない」と
表明。人道支援部分が昨年の新要素で、
今年はさらに、制裁解除を追加した。

日本政府による対北制裁を巡っては、
国連安保理決議によるものと、日本が
独自に課すものに大別される。独自
制裁は、北朝鮮のミサイル発射を機に
平成18年から実施されており、
現状も北朝鮮籍の船舶の入港禁止や、
輸出入の全面禁止といった措置が
とられている。

家族会はかつて、北朝鮮貨客船「万景峰
(マンギョンボン)号」の入港に反対
するデモに参加した。家族会関係者は
これを引き合いに、「そういう姿勢を
示してきた私たちが今回、(入港禁止
を含む)制裁解除に反対しない姿勢を
示した。無論、一刻も早い局面打開を
願っての対応であり、日本政府はこの
意味をしっかり受け止めてほしい」と
要望する。

「強い怒り」も併記

一方、運動方針では、「(親世代が
存命中の一括帰国が)実現しなかった
場合、私たちは強い怒りを持って独自
制裁強化を求める」とも記し、北朝鮮
を牽制(けんせい)。めぐみさんの
弟で家族会代表の拓也さん(55)は、
「単に譲歩姿勢を示したわけでは、
決してない。われわれの真意を読み
誤らないようにしてほしい」と訴える。

この日の合同会議では、有本恵子さん
(64)=同(23)=の父、明弘さん
(95)が途中で退席。会見には姿を
見せなかった。足腰の衰えに持病の
心臓病も抱え、移動には車椅子が
欠かせなくなっており、早紀江さんと
ともに、体調が憂慮されている。

田口八重子さん(68)=同(22)=
の長男で、家族会事務局長の耕一郎さん
(47)は、「時間の経過とともに、
命の重みをより強く感じてきている」。
自身の育ての親で、田口さんの兄の
飯塚繁雄さんは、令和3年、無念の
ままこの世を去っており、「今日の
ような日に、かつては隣に座っていた
おやじが、もういない。そのことが、
当たり前のようになっている現状が、
極めて悲しい」と率直な思いを明かした。

その上で、「(早紀江さんら親世代の)
家族の命がこの先、本当に限られて
いるという、切迫感が大いにある。
国民の皆さまには改めて、問題への理解、
署名など救出に向けた運動への協力を
お願いしたい」と呼びかけた。

(中村翔樹、橘川玲奈)

(産経新聞 2024/2/25 19:08
中村翔樹、橘川玲奈)
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現在の岸田政権は、国政選挙の前だけ
拉致問題に言及するが、実際に何か
行動をしている様子も無く、票目当て
だけに『拉致問題』に言及していると
思われるだけに、政府と与党(自民党
・公明党)は、真摯な姿勢でこれら
『拉致被害者』家族の声に耳を傾け、
政治家として「結果」を出すべきだと
改めて強く思ったニュースでした。