diary なぜテレビ局は原作小説・原作漫画を尊重しない!? | Love! Music& Love! Life

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☆1月27日☆

テレビ局が原作小説を原作者の了解無く改編
することが続いている(※そして原作を改編
した場合、その大半が改悪となる結果になる)
のですが、それに異議を唱えた原作の小説家
さんのことが、ネットで取り上げられていた
のでした。

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『セクシー田中さん』
原作者のぶっちゃけに業界関係者間でも反響
「許可を得ずにやってはいけない」
「リスクを持ち発言された」実写ドラマ化の
条件「漫画に忠実に」
守られなかったと原作者が主張。
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2401/27/news080.html

漫画『セクシー田中さん』(小学館)の作者
・芦原妃名子さんが1月26日に公式X
(Twitter)アカウントを開設し、同作の
実写ドラマ最終2話の脚本を自ら担当する
までに至ったいきさつを公表。自身としても
悔いが残る結果を謝罪する内容がSNSで広く
拡散され、自作の映像化経験を持つ漫画家、
小説家、また脚本家といった業界関係者
からもさまざまな意見が寄せられています。

原作者がドラマ化前に提示した条件が
守られなかったと主張

芦原さんの投稿は、小学館サイドと
あらためて確認した上で、実写化にあたり
許可を出すきっかけから時系列に沿って
詳細につづった内容。「必ず漫画に忠実に」
を念頭に、「漫画に忠実でない場合は
しっかりと加筆修正をさせていただく」
「未完の漫画のこれからに影響を及ぼさない
様『原作者があらすじからセリフまで』
用意する。場合によっては、原作者が脚本
を執筆する可能性もある」といった各条件
を提示し、ドラマ製作サイドも同意した
上で決まったことと説明しています。

しかし、制作の過程では漫画を大きく改編
したプロットや脚本が何度も提出され、
「当初お伝えした『ドラマ化の条件』は
どうなってしまったのだろう?」と疑問を
常に抱えた状態での加筆修正の繰り返しが
続くことに。結果として9話と10話の
脚本は8話までを担当した脚本家ではなく
自身が書くことになったことを
明かしています。

「何とか皆さんにご満足いただける9話、
10話の脚本にしたかった」という芦原さん
ですが、連載の締切も重なったことで自身
としても悔いがのこる結果に。「9話、
10話の脚本にご不満をもたれた方も
いらっしゃるかと思います。どのような
判断がベストだったのか、今も正直正解が
分からずにいますが、改めて、心より
お詫び申し上げます」とドラマ・
原作ファンへ向け心境をつづりました。

関係者の見解は

芦原さんの投稿に業界関係者も次々と反応
自作が「霊媒探偵・城塚翡翠」(日本
テレビ系)として2022年10月にドラマ化
され放送された小説家の相沢沙呼さんは、
直接言及はなかったものの自身のX
(Twitter)へ「改変されて面白くなる
こともあるでしょうけれど、許可を得ずに
やってはいけないと思います」「関わった
人たちがみんな原作を愛していないかと
いうとそうではないはずなので、なかなか
難しいですよね」と投稿しました。
相沢さんは自作の映像化に脚本家としても
参加した立場です。

また、2023年10月に放送されたドラマ
「18歳、新妻、不倫します。」(テレビ
朝日系)の原作者・わたなべ志穂さんは
同じ漫画家という立場から「芦原先生は
とてもリスクを持ち発言されたと思います」
とポスト。映像現場において原作者には
「味方はあまりに少ない」と打ち明け、
芦原さんの発信が肯定的に受け止められて
いることへ「救われた作家は沢山います」
と感謝をつづりました。

その他『のだめカンターびれ』の二ノ
宮知子さんや、『フリーター、家を買う。』
の有川浩さんらは原作者サイドから、
「鋼の錬金術師」(TBS系)といった
アニメや、東映特撮作品に数多く関わる
會川昇さんは脚本家の立場から、それぞれ
の意見や見解をSNSに投稿しています。

(ねとらぼ 2024年01月27日 20時02分)
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小説のドラマ化、マンガのアニメ化の場合、
往々にしてテレビ局側(の脚本家など制作
サイド)が原作者(小説家・漫画家)を
尊重せず、テレビ局の脚本家による原作
改編をしがち(&実際に改編している)
なのですが、なぜ、テレビ局側は原作者や
原作を尊重せず、原作者の意に反する改編
を行うのか!?私には理解出来ないですし、
そんなに自分のストーリーを表現したいの
ならば、他者の作ったストーリーや登場
人物(&舞台設定など)ではなく、自身で
1から小説なりマンガなりで発表しようと
しないのか!?という思いはありますね。

原作を改編して「吉」となった作品は、
ほとんどレアケースといっても良いと
思うのですが、なぜそこまでテレビ局が
原作者を尊重しないでここまで来たのか、
原作ファンを納得させるだけの正当な理由
があるのなら、是非聴かせて欲しいものです。