diary 「耐震」の水道管が破断・輪島市 | Love! Music& Love! Life

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☆1月21日☆

元日の能登半島沖を震源とする地震、震源から
近い輪島市にある「耐震」設計の水道管や
浄水場も大きな被害を受けたとか。

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<独自>「耐震」の水道管も破断 
輪島市、震度7想定も予想外の揺れか
https://www.sankei.com/article/20240121-U5JJUOPOVRMA3GY4COMONZDTVA/

能登半島地震で震度6強を観測し断水が続く
石川県輪島市で、主要な上下水道管のうち
耐震性能を持つとされる「耐震管」が破断
していたことが市への取材で分かった。
地震発生から22日で3週間。市は震度7
の揺れでも耐震管に重大な影響はないと
みていたが、複合的な要因で想定以上の
ダメージを受けた可能性があり、水道の
耐震化について見直しを迫られそうだ。

輪島市内では、発生当初からほぼ全域の
約1万世帯で断水が続く。地震の激しい
揺れで浄水場などに亀裂が入ったほか、
水を送る主要な水道管が継ぎ手で抜ける
などして破断したためだ。

市の調査によると、上下水道管の破断は
18日時点で少なくとも浄水場内の
5カ所と配水池などにつながる4カ所の
計9カ所で確認された。調査は市内の一部に
とどまっており、さらに増える恐れがある。



このうち、配水池につながる主要な上水道管
2カ所は、継ぎ手が抜けにくい耐震管
「NS形ダクタイル鋳鉄管」だった。
配水池も平成7年の阪神大震災後に設け
られた基準をもとに耐震化されていたが、
今回の地震で亀裂が入り、貯水できない被
害があった。

水道管や配水池など重要な水道施設について、
厚生労働省は20年の省令改正に伴い、
施設の設置場所で想定される最大規模の
地震でも「重大な影響を及ぼさない」程度の
耐震化を進めるよう自治体に求めている。

耐震管が破断した原因について、輪島市上下
水道局の登岸浩局長は「想定以上の揺れで
斜面が横滑りし、耐震管が(継ぎ手のところ
で)抜けたようだ」と分析。「今後どう対策
すればいいか分からない」と頭を抱える。

市は現在、配水池を経ず浄水場から市街地に
直接水を送るバイパスルートを設置。17日
から試験的に通水するなど修復を進め、市は
3月末までに断水を解消したい考えだ。一方、
下水道の修復は進んでおらず、復旧見通しは
不明という。

(産経新聞 2024/1/21 19:35)
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阪神淡路大震災・東日本大震災と大きな震災を
経験するたび、耐震については強化してきた
我が日本ですが、震度7よりも強い力が加わり、
結果、耐震設備で作られた水道管が破断したと
なると、今後の「耐震」についてどうするのか、
改めて考えなければならないように思ったこの
産経新聞の記事でした。