diary オーストラリア・憲法改正反対派増える | Love! Music& Love! Life

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☆10月12日☆

昼間の最高気温が25度程度までとなり、やっと
季節相応になりつつあるのかな!?と思ったり
している今日この頃です。

さて、オーストラリアでは憲法改正の国民
投票が実施されるとのことですが、改正の焦点
となっている「先住民の地位確立」問題で、
改正に反対する人が増えているとか。

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先住民地位、反対勢い増す 
豪で14日に改憲国民投票
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023101200799&g=int



【シドニー時事】オーストラリアで14日、
先住民の地位確立を巡る憲法改正案の国民
投票が行われる。世論調査によると、反対が
終盤で勢いを増し、6割近くに伸びている。
改憲案に盛り込まれた先住民の代表機関
創設案に反発が強まっていることが要因と
みられる。アルバニージー首相ら改憲推進
勢力は巻き返しに懸命だ。

豪紙オーストラリアンが9日公表した世論
調査結果によると、賛成は前月比4ポイント
減の34%、反対は同5ポイント増の
58%だった。与党・労働党の支持層を
見ると、賛成48%、反対42%と、賛成が
前月から13ポイントも減り、初めて5割を
切った。野党・保守連合の支持層では反対が
82%に上っている。

改憲案のうち、アボリジニなど先住民を
「最初の豪州人」と認めることへの異論は
少ない。しかし、議会や政府に意見具申
できる代表機関の設置に関しては、
「先住民に特権を与え、不平等だ」とする
反対派の主張が浸透。先住民が開発中止を
求めて経済活動に影響を及ぼすことへの
懸念も広がっている。

賛成派は「改憲は迫害を受けた先住民との
和解を進め、経済的格差の解消に資する」
と主張。戸別訪問や電話での支持呼び掛け
を強化している。アルバニージー氏は11日、
遊説先の北部準州ウルルで「反対票は現状
維持でしかない。賛成票こそ国を前に
動かせる」と訴えた。

豪州での改憲国民投票は、共和制への移行が
否決された1999年以来。改憲実現には、
賛成が全国で過半数となり、かつ6州中
4州以上で過半数となる必要がある。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙の最新の
世論調査では、賛成が5割を超えたのは
島部のタスマニア州だけだった。

(時事ドットコム 2023年10月12日20時32分)
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改正案の中で「アボリジニなど先住民を
『最初の豪州人』と認めることには、賛成・
反対の双方からも異論は少ないと思います。

しかし、『先住民』というだけでなにがしかの
特権を与えようとすること動きには、豪州の
人たちは「反対」を主張することは私としても
理解できるところです。

賛成派の人たちは、これをどう説得していく
のか!?どうやって国内の意見を集約して
いこうとするのか、今後も継続して注視して
いきたいと思った問題ですね。