☆7月10日☆
LGBTに関する司法判断は、これから確立されて
いくのだろうと思うのですが、明日、最高裁で
いわゆる『トイレ制限訴訟』、その上告審判決が
明日(11日)言い渡されるとか。
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性的少数者の職場環境、初の判断
企業の取り組みに影響も
―トイレ制限訴訟11日判決・最高裁
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023070800330&g=soc
戸籍上は男性だが、女性として生活する
トランスジェンダーの経済産業省職員が、
庁舎で女性トイレの使用を制限されるのは
不当として国に処遇改善を求めた訴訟の
上告審判決が11日、最高裁第3小法廷で
ある。LGBTなど性的少数者の職場
環境を巡る最高裁の判断は初めて。性的
少数者への理解増進法が6月施行されたが、
国の具体的指針はなく、企業などの
取り組みに影響しそうだ。
二審は制限を「妥当」として職員側の敗訴
としたが、判断が見直される可能性がある。
一、二審によると、職員は入省後に
性同一性障害と診断され、女性としての
勤務を申し出た。同省は、勤務する
フロアから2階以上離れた女性トイレの
使用は認めた。
6月に開かれた弁論で、原告側は「女性と
して社会生活を送る重要な法的利益が制約
されている」と主張。国側は他の女性職員
の意見も踏まえ、可能な対応をしたと
反論した。
一審東京地裁は、制限は「真に自認する
性別に即した社会生活を送る重要な法的
利益を制約している」として、不当と
判断。これに対し二審東京高裁は、同省は
他の職員の性的不安も考慮しており制限は
妥当とした。
(時事ドットコム 2023年07月09日07時12分)
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最高裁がこの問題でどのような判決を下すのか、
それが今後の判例の指針にもなることを思うと、
小法廷の裁判官がLGBTの問題をどう考え、
一般の(大多数のLGBTではない)人たちと
どこで「折り合い」をつけるのか。
まだ一般庶民レベルでは、LGBT問題について
これから「落としどころ」を探っていく段階で
あると思うが、そのような庶民感覚も尊重した
判決であって欲しいと思いますし、同時に、
判決内容が特定の思想に偏ったものでないこと
を望むばかりです……。