diary 小林七郎さん(『ビューティフル・ドリーマー』美術) | Love! Music& Love! Life

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☆2月19日☆

自分自身、中学生の時は「帰宅部」だったこともあって、当時、夕方4時台・5時台に
放送されていたアニメやドラマ(本放送・再放送の両方あり)を見ていたのですが、
最初に、アニメの背景の美しさを認識したのは、『ガッチャマン』に『タイムボカン』と
いうタツノコプロの作品でした。

しかし、本当の意味で「あ、こういう背景が好き」だと思ったのは、『うる星やつら』や
『気まぐれオレンジ☆ロード』など、80年代から90年代にかけてテレビアニメの背景
を描いていた小林七郎さん(小林プロダクション、2011年に解散)の絵(背景)を見て
からですね。

160219_うる星やつら2_小林七郎クレジット








押井守監督の出世作である『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(1984年)を
はじめ、wikiの「参加作品」の欄に書かれている、80年代・90年代を代表するアニメ
作品の背景には、必ずと言って良いほど「小林七郎」という文字があり、特に、リアル
系の描写とかは、色合いから質感なども綺麗で、自分の中にある「アニメの背景の、
善し悪しの基準」というのは、かなりの部分、小林七郎さんの美術(背景画像)が元に
なっていると思います。

京都アニメーション(『涼宮ハルヒの憂鬱』や『けいおん!』『響け!ユーフォニアム』)
の背景、その色合いや光の加減を生かした描写とか、小林七郎さんの描かれる作品に
通じるモノがあるようにも、個人的には思ったりもしているのでした。。。