再びギャンブルにのめり込んでいる事が発覚し、毎晩のように話し合いをしていました。
ときには夫の両親も呼んで深夜まで話し合いをする事もありました。
退職金の使い込みがあったあと、さらに10万ほどスマホのおまとめ決済で電子マネーも使われていました。
その後すぐ、夫は県外へ出張となりました。
私は娘とふたりで過ごしながら、久しぶりに静かな夜だったので「ふたりでもやっていけるんじゃないか」と考えていました。
1日は夫の両親を呼んで、これからの事を少し話しました。
ギャンブル依存は確実なので、わたしも家族の対応を調べて、
・まとめて払っているスマホ代はそれぞれの口座に引き落とし先を変える
・専門病院での治療と、自助グループに参加する
・治療の過程で、幼少期のことや家族間のトラブルとの因果関係を問われる事もあると思うから、なにか思い当たる事があれば教えてほしいのと、いまからでも謝りたい事があれば本人にいってあげてほしい
ということを伝えました。
というのも、夫はわたしの家族のことを「うちはふつうじゃないから、羨ましい。誕生日プレゼントもお年玉ももらってない、いつもケンカをみせられてた」
といっていました。
最初の借金発覚の時も「親と同じようなことをしている自分が情けない」といっていたので、なんとなく幼少期のトラブルが根底になるような気はしていました。
夫の両親は娘が生まれて、私達家族がわたしの実家に近いところに引っ越すと、孫に沢山会いたいし共働きをサポートしたいからと車で10分の近くに引っ越してきました。
元々転勤族なので、持ち家ではないです。
義母は捨てられない人で、なかなか片付かないからと、もう引越し後4年になりますが、夫も私も家に入ったこともないし、夫は鍵すら渡されていませんでした。
義理の両親はたしかに少し変わった人ではありましたが、孫が生まれてからは随分と落ち着き、色々とサポートしてくれていたので感謝はしています。
でも精神疾患を治療する上で避けて通れない部分だと思うので、思い切って言ってみました。
義理の両親は「私たちもうまくいってないときがあったから…あれがいけなかったのなぁ」と、過去を振り返って考えている様子はみえました。
夫がいない間、わたしはギャンブル依存症の相談窓口に電話をしてみました。
365日24時間受け付けているようで、22時ごろかけましたが、相談員が全員埋まっているので折り返すと言われました。
この時点で「そんなに相談したいひとがいるんだ、うちだけじゃないのか」とほんの少し安心した気持ちになりました。
もし同じように悩んでいる方がいたら、かけてみるだけでも少しほっとするのではないかと思います。
長くなりましたので、相談内容は続きにします。