ハイイロチュウヒ
馴れ初め・・と書くのは、少しばかり気恥ずかしいのですが、まあ私にとって
この鳥は特別ですので良いかな?と。
初めて出逢ったのは1996年の1月。
鳥見を始めた当初(1993年頃)は、探鳥会に参加したり、家の近くの公園で小鳥
を探したりして、【双眼鏡+フィールドスコープ】の時代、もちろん写真も撮って
いません。
それが少しづつ写真の魅力にのめり込んできて、【フィールドスコープ+アダプ
ター+フイルムカメラ】から(何を間違ったのか)MINOLTA α707si とSIGMA A
PO 500mm f4.5 AFを購入(確か計40万強だったような)して、一気に泥沼に足を
突っ込んでしまったのです。
カメラ遍歴は別の機会にして・・・
1995年に購入した上記機材を車に積んで、勇んでN干拓地に出掛けたのは言う
までもありません。
N干拓について
N干拓は、戦後の食料増産の一環として1946年に着工され1960年には完了する
予定だったが1959年9月の伊勢湾台風で壊滅的な被害を受けた。
その後営農地として復旧されたが、放置されていた農地が葦原に変わり、多くの
水鳥の休憩地や繁殖地となった。
夜明け近くについた干拓地を車で流していると、カラスでもハイイロチュウヒに
見えてくるんですね😃
それでも、ようやくハイイロチュウヒの雄に出逢えたときの(ちょっと大袈裟で
すが)感動は今でも忘れません。
その時の一枚です。 1996.1.6
それから毎年冬になると通って約20年。愛しいハイイロチュウヒとの出逢いは
続きましたが、信州への移住により悲しい別れとなったのです。😂
ちょっと冗談ぽくなってしまいましたが、それくらい思い入れがあるというこ
とですのでご勘弁ください。<(_ _)>