2024.3.26 ハイイロチュウヒ 馴れ初め(完) | 野鳥との出逢い・・信州・安曇野

野鳥との出逢い・・信州・安曇野

自然豊かな信州で、鳥撮りに明け暮れる毎日です。

 

ハイイロチュウヒ

 

    馴れ初め・・と書くのは、少しばかり気恥ずかしいのですが、まあ私にとって

   この鳥は特別ですので良いかな?と。

 

    初めて出逢ったのは1996年の1月。

    鳥見を始めた当初(1993年頃)は、探鳥会に参加したり、家の近くの公園で小鳥

   を探したりして、【双眼鏡+フィールドスコープ】の時代、もちろん写真も撮って

   いません。

    それが少しづつ写真の魅力にのめり込んできて、【フィールドスコープ+アダプ

   ター+フイルムカメラ】から(何を間違ったのか)MINOLTA α707si とSIGMA A

   PO 500mm f4.5 AFを購入(確か計40万強だったような)して、一気に泥沼に足を

   突っ込んでしまったのです。

 

    カメラ遍歴は別の機会にして・・・

    1995年に購入した上記機材を車に積んで、勇んでN干拓地に出掛けたのは言う

   までもありません。

 

    N干拓について

    N干拓は、戦後の食料増産の一環として1946年に着工され1960年には完了する

   予定だったが1959年9月の伊勢湾台風で壊滅的な被害を受けた。

    その後営農地として復旧されたが、放置されていた農地が葦原に変わり、多くの

   水鳥の休憩地や繁殖地となった。

    

    夜明け近くについた干拓地を車で流していると、カラスでもハイイロチュウヒに

   見えてくるんですね😃

    それでも、ようやくハイイロチュウヒの雄に出逢えたときの(ちょっと大袈裟で

   すが)感動は今でも忘れません。

    その時の一枚です。 1996.1.6

    それから毎年冬になると通って約20年。愛しいハイイロチュウヒとの出逢いは

   続きましたが、信州への移住により悲しい別れとなったのです。😂

    ちょっと冗談ぽくなってしまいましたが、それくらい思い入れがあるというこ

   とですのでご勘弁ください。<(_ _)>