今の若者 | 狂った日本の中で生きるチカラ

狂った日本の中で生きるチカラ

日本の社会に翻弄されて得た沢山の記憶と体験をこれから体験するかもしれない人のために在るべき姿。

仕事で一緒に仕事をする大学生の若者達。
給与にはならず、大学の研究としてウチの会社と一緒に商品開発とか販売とか沢山ご一緒している。

今の若者を未だに

「無気力」「無関心」「無感動」などと言う人が多く、少し上の世代にはゆとり世代と揶揄して止まない人を多くいることを知っている。

ところがどっこい。
正直アタマが固く、自分だけがスゲーと思ってるバカオッサン連中なんかと比べても、その質やヤル気、想いなんかは比較にならないくらい持ってるんだよね。

ただ、家族想いで親想いの子が多い。
その親が正直自分の子供にはバカな未来像を押し付けていて、その期待?に応えようとしちゃってる子がとにかく多いのだ。

そんな親の一番の願いは「安定」と「特権」。
その行く先は、

公務員…ナンバーワン。
大手企業…どこでもよくて待遇や条件が良いところ。
医者や弁護士は言うに及ばずだけど、専門的に学んでる、それこそ親に余裕のある子じゃないとなれないから大体の子は入らず。

フツーの子は黙って親の言うこと聞いて公務員になれ!!…って感じで大学生は受け止めていて、実際にそのまま公務員試験を受けるって寸法だ。

いや、公務員が悪いんじゃない。
安定のために公務員になっても、結局それだけを親は見ていて、子供達がそれぞれにやりたいと願う未来に繋がらないのだという事に気付いてないってのがとても罪なんだ。

僕も今でこそ、
公務員はクソって思ってたクチだけど、子供にはやりたい事をやれるようにしてあげたいだけで、いつまでも子供扱い出来ないのがこの就職ってやつなんだと思う。

子供が「オトナ」として立ち振る舞うのは、大学生になればモチロンだけどそれでも子供の持つ未来の絵を潰してまで公務員とかいうジャンルに活かせようとする行為はむしろ犯罪行為に近い行動と思わざるを得ない。

狙ってその地位に身を置く手段としてはまぁまぁ良いけれど、そのほとんどが精神を病み、そのまま衰弱して酷い時には社会復帰出来ない若者となってしまう。
どう?それ。

手本なんて要らない。
やってみたい!!ややってみよう!!」が在りきの人生を無茶が効いて親御さんもまだ元気な二十代前半で背伸びして取り組んでもらいたいと心から願います。