53歳の創業 | シェアスクールスペース 東京・国立「リトマス」

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今年の年賀状(ひとつ前の記事にアップした画像です)をお送りした方にお会いする機会がありました。

「起業したの?すごいね。応援しているよ」「なんだか勇気をもらいました。頑張って下さい!」と声を掛けていただきました。
お正月に会った両親にも「何だかよくわからないけど、無理しないでね」と励ましなのか何だかわからない言葉をもらいました。

私自身、この年齢で新しい仕事を始めるとは正直思っていなかったのですが…。

3年前のある日、市報に挟み込まれたチラシが目に入ったことから始まりました。
「創業体験ゼミナール」。創業塾ではなく「創業」を「体験」するってどんなことするのかな。
講師に一橋大学の教授がいたし、なんだか面白そう。自分が創業できるとは思わないけど、参加してみようかな。
そんな気持ちで申し込みました。

参加したのは8名の国立市民。もちろん私が最年長でしたし、主催は一橋大学を卒業して数年の若い人たちでしたが、新しいことを学ぶことにワクワクしていて、年齢については意識しませんでした。

創業って何?というところから、自分の今持っている「資本」(お金ではなく、得意なこと、応援してくれる人など)を書き出してみたり、創業した人達のお話を聴いたり、多摩信用金庫の創業支援を担当している方から「多摩地域で創業すること」についてのお話を聴いたあと、疑似クライアントから「創業支援のポータルサイトの企画」のオーダーが出され、後半は企画のプレゼンを組み立てる作業をしました。

創業って、六本木ヒルズに住んでいるギラギラした人がするものだと思っていたけど、住んでいる地元で出来るだけリスクを取らずに小さく始めることもできるんだということがわかり、ずっと心の中にあった思いを形にすることができるのかもしれない、と思いました。



これが「創業体験ゼミナール」の修了証書です。
この時はまだまだ学びを実践にすることはできていませんでしたが、卒業プレゼンで使った「多摩たまご」という名前で、自分のできることでお役にたてることがあれば、やらせていただくことから始めました。
このころ、「国立Facebook勉強会」に参加して、地元の知り合いが急速に増えたこともプラスに働きました。この勉強会の事務局をされていたのは 有名ブログ「くにたちハッピースポット」の編集長、はぴすぽさんこと磯貝久美子さん。
創業体験ゼミナールの受講生仲間でもありました。
彼女は私よりもっと具体的なプランを持っていましたし、ブログも充実していて私のずっと前を歩いている人でした。そんなはぴすぽさんが、リトマスに協力してくださっています。

地元の方々とつながっていること。このような講座に参加したり、イベントでお会いしたりFacebookで情報を交換することで、国立駅周辺を歩くと、知り合いの方に良くお会いするようになり、ますますこの国立で活動することが楽しくなっていきました。

続きは明日!