こんにちは。matukoです飛び出すハート

 

6月8日のA子の誕生日会の日、

初めの予定では

そのまま京都に帰る予定でした。

 

しかし予定変更して

ウチに1泊することにしました。

おばあちゃんのお見舞いに行くためでした。

 

6月7日のことです。

前々から体調を崩していた

ダンナさんのお母さん(つまり義母)が

緊急入院したのです。

そして余命についての話もありました。

 

京都にいて、

しかも結構忙しいA子は

この機会を逃したら

おばあちゃんと話すことが

叶わないかもしれなかったのです。

 

6月9日、3人でお見舞いに行きました。

 

明朗快活で食べるの大好き、

子どもと孫が大好き。

義母は元気な人でした。

 

A子が起立性調節障害で

中1の終わりから不登校になった時、

色々考えて義母にだけ

A子の事情を話しました。

育て方に問題があるんじゃないかと

叱られるのも覚悟していましたが、

 

「人生そんな時もある。

A子ちゃんは大丈夫だから。

ちょっと疲れってしまったんだと思う。

でもきっとまた元気になるから。

matukoさんもあまり気に病まんときな。」

 

不安だった私に

救いの言葉をくださいました。

本当にいい人なんです。

 

義母と顔を合わせたら

義母は涙を浮かべて

「こんなんになってしもて・・・

迷惑かけて、心配かけてごめんな」

手をギュッと握って俯いて・・・

 

余命宣告までされて

本当に心細いと思います。

嗚呼・・・でも私は彼女を

安心させてあげられる言葉を持たないのです。

なんと無力なことか・・・

 

A子の手も握りしめて、

「A子ちゃんが赤ちゃんの頃

ベビーカーに乗せて歩くとき

本当に嬉しかった。

出会う人が

『ホンマに可愛い赤ちゃんやね』

って言ってくれて

もう、おばあちゃん

誇らしゅうてたまらんかった」

 

2時間半ほど病室にいましたが

A子を京都に送らねばなりません。

 

「それじゃあ、また来るからね」

 

「淋しいなあ、帰らんとって(涙)」

 

後ろ髪ひかれる思いで

病室を後にしました。

 

「あんな、私とっても元気やったから

疲れてても一晩寝れば元気になってたから。

でもやっぱり無理してたんやと思う。

だからmatukoさんも絶対に無理せんとって。

体だけは大事にしてな。

本当に無理をしたらあかんで。

そしてありがとう。

○○(ダンナさんの名前)を頼むな。

いつまでも家族仲良うな。」

 

A子を含めて4人の孫がいます。

義母さん、

1番下の孫ちゃんが

成人を迎えるまで、

どうかその時まで命をつないで

見守ってあげてください。