本日は、学校紹介第3弾!
順天中学校・高等学校です。
【学校名】
順天中学校・高等学校
【住所】
東京都北区王子本町1-17-13
【電話番号】
03-3908-2966
【ホームページ】
http://www.junten.ed.jp/index.html
【特色等のコメント】
北区で最も人気のある中高一貫校のひとつです。
中高一貫校の特性を理解しつつ、ハード面・ソフト面共に常に改革を怠らない学校の姿勢が強く感じられる良い学校です。
私がこの学校を薦めるのは、『半強制的なステージの提供と一流企業並みの改革思考』という点です。
まず半強制的なステージの提供についてですが、参加した学校説明会では、あらゆる所で生徒が手伝ってくれて居ました。
受付応対・エレベーターの誘導・説明会内での行事プレゼンテーション・校内誘導…と、多少戸惑いながらも与えられた仕事を全うしようと頑張っていました。
これはとても良いことだと思います。
子供が社会の一部として活動するには環境を用意する受け皿としてのハード面も大事ですが、ただ自主性に任せるのではなく、その場にポンと背中を押して送り出し何を成すべきなのかを伝えるソフト面もとても大事です。
私の経験でもそうでしたが、学校という教育は、与えること一方向のみで完結してしまうことが多く、ただ受け身でいるだけ、与えられるだけでも大学卒業まで出来てしまいます。
ただ、社会では、いきなり“給与を得る側=与える側”になります。
そのギャップが何なのかさえ分からずに、1年以内に会社を辞める人も多いようです。
そんな時代の中で、順天中学・高校では、多感な年代の子達に、『社会との関わり方や役に立つ能力を高める経験の場』を提供してくれています。
そして、一流企業並みの改革思考についてですが、生徒の先生評価アンケート・シラバスによる自己評価・エゴグラフ(心理テストのようなもので性格を数値化したもの)を用いた指導・”伸びない子”をつくらないための教育カリキュラム・毎日提出してもらう生徒との交換日記のようなJ-NOTE・スクールステイ(泊り込みで行う教育授業)の夕夜の生徒フォロー・・・
と、私が金融機関就業時に行っていたような自己改革を先生にも提供していて、常に程よい緊張を持って切磋する環境があるようです。
技術や美術の授業についても、ただ自分のために作るのではなく、養護施設や幼稚園・保育園の子達に贈り物として作成するそうです。そうすることで、『誰かのためにつくり、喜んでもらう』という自己肯定力が養われるとのこと。
倍率が高く、しかも、本命学校として何回も受ける家庭が多いのも頷けます。
校舎もキレイです。
生徒の初々しくもきちんとした挨拶もすごく好感がもてます。
今回、説明会の中で、ブリティッシュヒルズ(日本でイギリス留学をしたような体験が出来るところ)の紹介をしてくれた中学2年生は、中学1年生に紹介するために作成したものを大勢の保護者の前で説明していました。
あの子達なら、今慌てて自己分析をしているような就活生より内定をもらえるでしょう。(笑)
とても魅力的な学校でした。