日中韓首脳会談が無事終了しました。
とにかく近隣諸国との関係改善はだれしもが望むことです。
一番感心したのは「歴史を直視」と言う言葉を使ったところ。
どちらも都合がよい方に取ることができる
官僚用語としては最高ですね。
課題がすぐに解決しなくても、率直に課題を話し合う
ことは重要なことでこのような対話が、今後毎年継続されることになったのは
最大の成果ではないでしょうか。
この会談に至ったのは経済問題、TPPの妥結
北朝鮮の核問題など、韓国に対するアメリカの圧力が
あったから実現したもので、中韓が単純に軟化したものでは
ないと思います。
韓国朴大統領とは予定時間を超えた話し合いになったようですが
やはり昼食すら同席しなかったようです。
会談の内容はあまり明かされていませんが、
求められることばかりではなく、
特にアジア周辺に対する韓国の姿勢や
安全保障に関して、指摘することが必要だと思います。
慰安婦問題については早期妥結を目指すとしたものの
解決の糸口はみえません。
これらについて様々な報道がありますが、
愛読紙の北海道新聞では堂々と「いわゆる」も付けないで
「旧日本軍による従軍慰安婦問題」と表現していますが、
以前に誤りだったと謝ったのではなかったでしたっけ。
なんだか違和感がありますね。