朝日新聞が慰安婦問題の記事に間違いを認めたとのことで、
二日分購入して読んでみた。

昨年の河野談話に関する産経新聞のスクープ記事と
石原元官房副長官に対する参考人招致から、
談話作成で日韓合作の経緯が明らかになり、
強制連行の根拠が崩れました。

さらには韓国朴大統領による執拗な反日活動に、
日本人の心の中にいらだちが芽生え、週刊誌やテレビなども
反日を批判するものが増えた。
そして批判の矛先は朝日新聞にも及び世論に負けた形で
一部間違いを認める形になったものと思われる。

 

もともと吉田清治氏の著書などの信憑性に疑いを唱える
学者、評論家、メディアもあったが、それらを黙殺し続け、
よくここまで頑張ったものだと思う。

 

8月5日まず一面、杉浦信行氏による「慰安婦問題の本質 直視を」と
表題があるが、まるで他人事のように書ける文章能力、
そして問題の本質の「すり替え」は、
自らを直視できていない証ではないでしょうか。

文章を読んでいていろいろ疑問を感じるところがあります。

1.本文中には従軍慰安婦と書かれていないが、この言葉に対する説明が必要では

2.戦時中、日本軍兵士らの性の相手を強いられたとあるが誰に強いられたとするのか

3.ボスニア紛争時の性暴力と同列に書かれているが、やはり性奴隷という解釈なのか

4.今年4月に済州島で調査したとされるが、なぜこんな簡単なことができなかったのか

5.挺身隊では当時の研究は不足とのことだが、どうすれば間違えられるのか

6.今後、従軍慰安婦報道の間違いを国内外にどのように伝えていこうとするのか

 

8月6日記事で「日韓関係はなぜこじれたか」の表題には開いた口がふさがらない。

 

これまで32年間の朝日新聞のこれらの記事は
国益を大きく損ねるとともに、
日本人の誇りと尊厳を蝕んできたが、
この間違った記事を流し続けたことに対する
反省と謝罪の気持ちは文面からは読み取れない。
責任者と思われる杉浦氏は記者会見を開いて
国民の質問に答え、ねつ造ではないことを
証明すべきではないでしょうか。
仮にこのことを知ってやっていた、
あるいはねつ造だったとするならば、
テロに値するような行為ではないかと思います。

特に慰安婦像が建てられたまちに住む日本人の子どもたちは
いじめ被害にあっているとのこと、
事実関係を裁判で明らかにするのも方法かもしれない。

また、朝日新聞の後追いするような記事を書いた
他の新聞社をはじめとするメディアは
これからどのような対応をするのでしょうか。

新聞記事には事実に反するものが存在するということ
が明らかになりました。

新聞を取ることは高額な出費、
これで間違った情報を提供されてはたまりません。

国民は多様な情報の中で何が正しくて
何が間違い、嘘、ねつ造なのかを見極める目を持って
新聞やメディアを監視し評価することが必要です。


今回の反省を踏まえてメディアは
報道に関する自由と模倣の区別をわきまえて、
日本のメディアの存在意義を自ら問い直してほしい。

そういえば新聞は文化だから消費税を据え置いて
ほしいとのことですが、この状態でも恥ずかしげもなく
そのように主張できるのでしょうか。

そして間もなく開幕する高校球児の夢の舞台は、
爽やかさのかけらも感じない朝日新聞が相変わらず
主催するのでしょうね。