かつてはヨンさまの追っかけなど韓国ドラマは日本人女性の
心を鷲づかみにした。
しかし、韓国の前大統領の竹島上陸に始まり、
日本国天皇を侮辱する発言から日本国民が韓国に対する
感情の潮目が変わった。
そして、新しく朴大統領が誕生し正常な日韓関係を
築くことができるかと期待したが、反日発言を加速させた。

そのような状況を受けて、韓流ブームは去り
嫌韓の流れが生まれた。
週刊誌はこぞってそのような記事を書くようになった、
私が住むまちの書店では韓国の良くないイメージの本が
ズラリと並ぶ。

テレビ番組でも韓国の立場を解説する大学の先生らを
出演させて、その人たちを論破する構成の番組が散見される。
これは個人的な見解かもしれないが、美人ではあるが、
話し方に好感が持てない女性の出演が特に多く、
これも嫌韓の流れを作ろうとする局の意図があるのかもしれない。

 

 

安倍総理が朴首相と会談をしないことが話題になる。
周辺国との関係を考えると会談することに越したことはないが、
条件を付けられての会談は論外だ。

安倍総理が靖国神社を参拝したことで会談はさらに
遠のいた感は否めない。
IMFなどの報告では危険域にある韓国経済に
「韓国からの依頼があれば継続する」と言ったスワップ協定を
韓国が拒否し終了している状況で、靖国参拝は日本は
「手を差し伸べない」というメッセージが含まれていると
言われている。
経済危機に際し日本に金を出させようと考えていたアメリカが
「失望した」という解説はうなづける。
たぶんアメリカの強い要請だろう、斎木事務次官
が韓国外務省の次官と会談をしたが、どちらから切り出したかは
分からないが、晩さん会を中止して帰国した。

日本人には「察する」「推して知るべし」という独特の
考え方の文化があるが、外交では通用しない。
NOははっきりとNOと言わなければ通じない。
斎木氏の韓国訪問はアメリカには努力したというポーズと、
会食の中止は日本は妥協しないというメッセージと
読み取ることができるのではないか。

 

河野談話を継承することもアメリカの要請かもしれない、
百歩譲ってそれで良いのではないでだろうか。
しかし、産経新聞がスクープした資料を全面公開し、
合わせて石原元官房副長官の参考人招致を行ったが、
河野氏本人の参考人招致など、その事実関係の検証を
行うべきです。
明らかになった事実を日本国内外に粛々と精力的に
発信し続けることで正しい世論を作ることができる。
「河野談話」は「根拠のない」という枕詞をつけて
語られるようになったときに、逆に韓国のやり口を
アピールできるかもしれない。
河野談話は残しておいた方が案外カードとして
使えるようになるかもしれない。
せっかく韓国は歴史を直視しなさいと言っているのだから、
この際歴史の事実関係を直視しなおすことが
良いのではないだろうか。

 
アメリカの変貌も一つの要因かもしれないが、
安倍総理は他国の意思を尊重しつつも無謀な要求を認めない、
言いなりにならずに静かに意思を示すしたたかな外交手腕は
近代日本では初めて見る気がする。


日本はどの国とも友好関係を築くは必要であり、
当然韓国もその一つの国で、
一時も早く嫌韓などという言葉が聞かれなくなり
正常な関係をを期待するものですが、
多くのアジアの国々の一つです。
目を引くことが多いかもしれないが、
過大に意識しすぎる必要はなく、
当面は防衛での連携以外は少しずつ他の友好国にウエイトを
移すことが良いのではないかと思います。