猪瀬知事の発言と安倍外交

東京オリンピック招致に向けて東京を中止に
全国的な機運が盛り上がっている。
ここにきて猪瀬知事の宗教上の問題発言、
学者じゃないのだから、考えながら発言して
もらいたいものです。

タイミングもよく安倍首相はトルコを訪問していた。
この際の挨拶は見事で、エルドアン首相もこの発言に
感謝の意を表した。

合わせて、安倍首相は自身のfacebookでトルコとの
友好の歴史を書いている。

イランイラク戦争の中イランが「イラン上空を飛ぶすべての
飛行機を打ち落とす」と宣言する中で、日本人２１５名を
トルコ政府はトルコ航空の飛行機で成田まで
正に命がけで送り届けてくれた。
そしてこの際、自国民は陸路で脱出させたという。

この背景には１００年前にトルコの船が日本で
遭難したときに日本人が必死の救出と看護で６９人の
人命を救い、海軍の軍用艦でトルコまで送り届けた
歴史があった。
このことは今でもトルコの教科書に載っていると言う。

そして「目先の利害を超えた深い外交関係を築いていきたい」
と締めくくっています。

このＦＢの文章は日本人だけではなく、トルコの皆さんも
読まれることでしょう。

この外交のセンスには感心しました。