夕べ、TSUTAYAに寄って、何気なく本を見ていると、
名寄のことが書かれている本を見つけた。

「精神科医療過疎の町から」
最北のクリニックでみた人・町・医療
名寄で阿部クリニックを開業された、
阿部惠一郎先生の本です。

まだ数ページしか読んでいませんが、早めに読みたいと
思います。

稚内は精神科が充実していると聴いたことがありますが、
稚内から名寄まで約180Km、この間に精神科はない。
士別もない紋別もなくなった。

名寄は165床(だったと思います)を現在は50床程度で
稼動させています。
かつて、すべて無くなる危機がありましたが、かろうじて
残ったという現状です。
当時も院長が、相当ご苦労されたと聞いています。

精神科病棟の老朽化に伴い改築が予定されていますが、
その程度の病床数で建築することになりました。

精神科の先生方は都心部のクリニックを希望するようで、
地方にはなかなか来てくれません。

精神科は特に患者と先生の相性のようなものもあるようです。
決して地域から患者が減っている状況ではありませんので、
阿部先生には感謝です。