ふたつの17%が話題になっている。

ひとつは東京電力の17%値上げ。
あまり常識的だとは思えません、被害を受けた人たちの
生活状況を見ても・・・このような答えしか出せないのは
残念です。

これは、延命を考えた国の政策が間違っているのではな
いかと思う。
JALと同様にあるものをを吐き出させてからの対応でなけ
れば納得できないのではないでしょうか。
努力の様子が見えないことがわかったのですから、すぐに
整理をするほうがよいと思います。


もうひとつは、民主党が掲げる最低保障年金を導入するなら
プラス7%の合計17%が必要だということ。
これもまた、試算があるとかないとか・・・
根拠が定かでない数字を言うのは民主党の専売特許です。

このように、ハウルの城のような継ぎ足しの制度設計は
やめてほしい。
一度、しっかり調べて、最終的にはこのような国のありようを
目指す・・・ということを示してほしい。

自民党も中長期の政策の方向を定めた「日本再興」を発表
していますが、具体的に将来の姿を明らかにすることと、
消費税5%だけですべてが解決するわけがなく、実態を示し、
国民が嫌がることでも、勇気を持ってロードマップを作るこ
とが必要です。

橋下市長はそのようなことをやろうと考えているのでは
ないだろうか。
誰が示したものであっても、ベストなものあるいはベターな
ものであれば、受け入れるべきです。

とりわけ、どの政党の皆さんにも有意義な政策論争を
していただきたいです。