野田政権は消費税増税をネバー・ネバー・ネバーギブアップで行うとのコトです。

そこで、国民理解を得るために国会議員定数の削減を先に行う・・・ということに疑問があります。

①これ・・・何の関係があるのでしょうか?

②税金を上げたら議員を減らして、税金を下げたら議員を増やすのですか?

③今まで国会議員は無駄の温床だったのでしょうか?

④税は社会保障と一体で議論するのではなかったのでしょうか?

⑤何時から消費税と議員定数の一体改革になったのでしょうか?

⑥それともどうせ役に立たないのだから、いなくてもいいと思っているのですか?

⑦今でさえ、官僚をコントロールできない、国の将来像を示すことができない中で、単純に削減は大丈夫ですか?

国会議員に身分については

①世界各国で国会議員の定数に違いがあるが、日本の場合はこのような理由で、おおむねこれだけの人数が必要だという根拠を基に決めるべきだと思います。

②まずは、最高裁の判決に沿って選挙区の割り振りを行うこと。

③衆参のねじれによって物事が決まらないことによるスピード感のなさは大問題で、議会のあり方を考え直す必要があると思います。

④私的な意見を申し上げれば・・・国家は国民と領土によって成り立つものであり、人口だけで算定するのではなく面積も加味するべきだと考えます。

・・・などと考えます。

消費税を上げる前に「やるべきことがある」・・・といいますが

①増税の趣旨を明確に示すことが、まず必要です。

②公務員の削減などの予算の節約は消費税とは関係なく普段から行うべきものです。

③増税と定数を引き換えにするのは本質を見誤る可能性がある。

④逆に何時までもやらないための言い訳になる。

議員定数の削減を否定するものではないが、与野党共に、政府の借金対策や、農業を含む経済対策、国防と外交、年金を含む社会保障制度、教育のあり方など日本を総合的にどのように導くのか、国民に現状を正確に伝え、何をどのように「我慢」すれば未来に希望を持つことができるかを示してくれることが、最も「やるべきこと」ではないかと思います。