円高が進んでいる、二日続けての最高値、安住大臣は何をどのように指示を出したのでしょうか?

国際的要因は何なのか、単独為替介入をどう評価するのか、このことを総合的な国益に結び付けられる戦略はないのか・・・


野田・どじょう・佳彦総理が財務大臣当時に単独介入を行ったが、効果はきわめて限定的

だった、これは当初から分かっていたのでしょう。


この、超円高を利用した海外の優良企業の買収は一部で進んでいるようですが、国は有利な金融や税制支援で政策的に促進することはできないのか。そして、一定効果が進んだ時に、日銀は円を刷って円安を緩やかに誘導する。

この間、中小製造業には農業にやったような直接支払いで生き延びてもらい、製造業の体力の維持を図り、これらをできるだけ短期間でやる。

印刷した円は、東日本被災地復興の償還に当てればよい。


しかし、財務大臣という範囲で考えるから無理がある。

国家戦略室という、ほぼ有名無実の組織があるが、本当はこういうところで協議しなければならないのではないかと思うが、議題になった形跡はない。

総理はTPPで頭がいっぱいかも知れないが、日本経済に及ぼす影響は同じくらい大きいと思う。


こういうことを専門に勉強したわけではないので、私は名実共に素人ですが・・・ボールは日本にあるのではないか、そして日本は戦略的なのだろうか、と考えてしまう。