見た目は大人、頭脳は子供、なワタクシが思うこと。 | Azul y blanco

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想像と創造。

某名探偵の少年が決め台詞として言う、「真実はいつもひとつ」という言葉に、違和感を覚える。

真実がひとつであると信じたい気持ちは、判らなくもない。
だが、本当に真実はひとつなのだろうか?

ここには、レトリックの罠がある。
“ひとつ”だから真実なのだ、という、暗黙の了解だ。

しかし、しかしだ!

視点を限定するイデオロギーを払拭した時(つまり、“常識”の呪縛から逃れた時)、真実がひとつではない可能性に気付くであろう。

◎本日の課題◎
定規で直線を引いてみよう。
これが直線であることは、ある“ひとつの”真実ではあろう。
しかし、この真実性は、果たして本当に“ひとつ”であろうか?
今、目の前にある定規で引いた直線が、直線である真実の“唯一性”が揺らぐ条件(曲線でもありうる可能性)を考えてみよう。