「なんまんだ~ぶ、なんまんだぶ」
浄土真宗の壮麗な内装のお堂にご住職のお経が流れ始めました。
「お。美声・・・」
この週末、実母の33回忌の法要で大阪に行ってきました。
中学1年生の時に母は急死してからえっちらほっちらと歩んできた33年間でしたが
こんなに長い時間が経って家族みんなが幸せな顔で33回忌を出来るって考えてみればとても凄いことだなあ・・・と思いました。
父が突然33回忌をする!と電話をくれたときは「げえ~27回忌の時でしまいやって言うてたやん・・・ゴスペラーズのコンサート行く予定やのに・・・・」と不満タラタラの罰当たりりりあでしたが、久しぶりにたくさんの親戚に会って、顔を見た途端涙を流す叔母の顔とか見て、やっぱりありがたいなあ・・・と思ったのでした。
法要が終ったあとのご住職の説法は「恩」についてのお話でした。
「因」に「心」を飛ばすことが恩。
因とは原因。
自分が今ここに存在する原因。
両親が2人祖父母が4人曽祖父母が8人・・・そうやって数えていったら今自分がここに在ることのすごさを感じます。その想像できないほどの人数のご先祖さまの誰が欠けても今ここにある自分ではなくなることの不思議。
地球上にある生命体の中で「人」として生を受けるということは太平洋に一枚浮いている戸板に開いた10センチ四方のアナに偶然海がめが呼吸をするために顔を出す・・・くらい確立の低いことなんですって。
(ってわかりにくい例えやなあ・・・)
人として生まれ、自分として生まれた「因」にはとてもとても深い意味がある。
そこに心を寄せて、今ココに在ることに、ご先祖さまに、感謝しなさいよ。
そんなお話でした。
今回ものすご~く久しぶりに会うことの出来た親戚なんかもいて・・・
長い間離れていたのにちょっと話しただけでこの15年くらいの間にお互いの身に起きて、感じて、苦しんだこと、学んだこと・・・びっくりするほどのシンクロがたくさんあって、溢れるようにお互いから出てくる言葉のすべてに感動と共感と感謝を覚えた素晴らしい時間でした。
前世でご一緒だった方は、学びの続きをするために必ず近くに生まれてくると言いますが、全く違う土地でほとんど連絡も取らずに暮らしていたのにあまりの偶然の一致の多さに、これは本当のことだなあ~と実感してしまった。
そして、ご住職の説法もとても心にストンとおちました。
若いときは教会やお寺の説法なんて眠いだけだったけど(笑)
昔から言われていることってやっぱり本当だなあ~といろんな経験をつんでつながりますよね。
実はりりあの実母の命日と主人の母の誕生日は一緒。
この偶然を知ったときのショックったらありませんでした。
もう絶対大事にしないといけない人だと思ったものでした。
亡くなった母からのメッセージ。
33年たっても家族の心の中に生き、つながりと感謝を教えてくれる母の存在は偉大です。
私はこの週末にいただいたたくさんのギフトを絶対に忘れないようにしようと思いました。
ところで。
オチ。
法要が終わった後の会食の席で友人からのメールが・・・
ミスチルのコンサートのお誘いでした。
ゴスペラーズ諦めて法事に参加した私に母からのクリスマスプレゼント。
粋な計らいじゃありませんか。
