僕はドイツが嫌いである。

プラティニのファンタジーあふれるサッカーを破壊したのも
ドイツだし、イングランドをPKでなかせたのもドイツ。

リネカーの言う「サッカーは単純なスポーツ。11人が1つのボールを
追うだけ。そして最後にはドイツが立っている」なんて、負けを認めた
みたいで許せん!あるいみ真実なのだが・・

何度かこのブログでも書いたのだが、アンチドイツな僕でも
90年代前半のドイツは、まだ認めるところもある。

その要素のひとつが、クリンスマンの魅せたプレー。

クリンスマンは黄金の隼といわれたように、なかなかのテクニックを
持っていてヘディングも馬鹿みたいに強い。

こんなクリンスマンが94年ワールドカップ、韓国戦でスーパーボレーを
見せてくれた。

相手DFを背後に抱えたまま、右サイドから送られてきたゴロのパスを
右足で浮かし、逆サイドに流し、振り向きざまに、左足でボレー。

これは、ドイツらしからぬ芸術せいあふれるゴールだったなあ。
だれもが、翌日学校でまねしたはず。

すばらしいゴールだったし、すばらしいFWだった。