これもその作品。
全く期待してなかったです。
でも、凄くいい、温かい、安心して観ることが出来て、見終わった後、妙に安らぐ作品です。
イントロは父親と娘の居る薄暗い部屋。
父親のつま弾くギター。
何とも暗い雰囲気です。
でも、これがこの映画のキーワード。
海辺の民宿跡地に住む、母親と姉と弟の3人家族、その向かいの古い船泊に1人の女性が越してきて、きれいに改装して珈琲屋に。
物語はそこからスタート。
母子家庭の親子の物語、学校での出来事、珈琲屋の女性の生い立ちと。
早すぎず、間延びせず。
心地よいテンポで進む優しいストーリー。
疲れない、安らぐ良い映画でした。