ジョナサンの息子達 | Heavn'sBeach別館(親父ロングボーダーの波乗り、写真、時々トリップ)

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サーフィン大好き、飯岡に通う親父ロングボード乗りのとりとめも無い日常を綴ります。




カモメのジョナサンを初めて読んだのは中学生の時。
よく考えたら学校の先生に勧められたんだっけ?
この本が日本で出版されたのが1970年代半ば、たぶんその当時多感な時期だった青年たちがこれを読み、そして教師になって生徒に勧めた。
私はその世代なのかもしれない。

まぁ、出会いは何でもいいや。

元々長編小説が苦手な私にとって、この小説は挿絵が多く、簡潔な文章なので実に取っつきやすかったし、グイグイと引き込まれていきました。

翻訳をした五木寛之のあとがきにちょっと違和感を覚えつつ。

それから何度も読み直していました。
高校時代、学校をサボってバイクで旅した時。
大学に入って、単車で一夏、気ままに旅した時も、付箋だらけのこの本は、タンクバッグの地図の下に有り、時々気になったページを開いて眺めていたっけ。

自分なりの理解や、不可解な部分の空想を含め、私の中で私なりの完成形が出来ていました。

私にとってこの小説は不完全だったのです。

2014年、何らかの理由で封印されていた第4章を含めた完全版が販売になりました。
改めて第1章から読む。
一気に第3章の終わりまで読んで、いよいよ未知の章へ。

ああ、そうだったのか!
そこに居るのか!

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